ワクワクすることに、優先順位は必要ない?

『ソース』
~優先順位のウソ~の学びを生かす

1.手順の説明

以下において、「ソース 第9章 手順の説明」の要約を行い、それについて批評します。
まず順を追って要約し、必要ならば補足します。

次に重要ポイントを1、2点絞ってピックアップし、それについて自分の視点からコメントし、批評していきます。
主張は論理的に行い、必要に応じて証拠をつけて説明し、最後に全体を要約して結論づけ、まとめていきます。

2.本章のまとめ

・優先順位をつけると、大抵リストの最後が一番楽しいことであり、心を満たしてくれること。だが一番上から実践すると最後まで実行できず、人間関係が悪化、心身両面の健康にも問題がでる。このようにひとつのことをいつも優先させると人生のバランスが崩れていく。なぜなら自分の生活の要素に優先順位をつけるとき、必ずと言ってよいほど、理性(世間の声)には耳を傾けるが潜在意識や直感の声に耳を傾けないから。

・物事に優先順位をつけるのは、人間が様々な要素からなる複合的な存在であることを忘れて、あたかも生産工場の機械の部分のようにとらえているから。

・物事をひとつずつ順番に実行することと優先順位をつけることは違う。あらゆる要素を考慮する必要がある。

・ワクワクに優先順位をつけず、自分が生まれた目的を見つけ、心も体も満たしてくれる(生まれながらに持っているワクワクや夢を全て実現し、生かす)方向に向かって歩んでいく。

3.疑問に思ったこと

「ワクワクに優先順位をつけてはいけないのです。それらすべてが大切であり、全てを生かさなくてはなりません。」
「人生の目標地点を定めたりせずに、方向のみを定めましょう。」
この文を重要ポイントととし、ピックアップします。

これをふまえ、下記に疑問に思ったことを示します。

「優先順位をつけないとなると、どのように行動し、実行すればよいのだろうか。
そもそも優先順位をつけないことは大切なのだろうか。
また目標ではなく、方向のみを定めるとはどうすればいいのだろうか。」

4.学びをどう生かすか

優先順位をつけないというと、
「何から実行すればいいのか。」
「そうはいっても仕事はしなくてはならない。でもワクワクすることもしたい。」
というのが多くの人の心の声ではないでしょうか。

本書では、ワクワクに優先順位をつけると、たいてい最後に最も自分がしたい事やワクワクすることが入っていると書かれています。
ならば一度リスト化し、目に見える形にしてみると良いのかもしれません。

そしてリストの上から「やらなければならない」順に実行するのではなく、リストをひとつの忘備録として置いておきます。
または、そのリストを「やらねばならない順」と、「やりたい順」に並べ替えてみると面白いのではないでしょうか。
なぜなら「やりたいのにやっていないこと」に気づけるからです。

実際に私の友人にしっかりとリスト化し、優先順位をつけ、毎日のTodoリストを作って実行している人がいました。
しかし彼は楽しそうとは言えず、日々疲れきっていたのです。

他にもTodoリストを作っている人がいましたが、彼女は優先順位はつけず、忘備録として使っていました。
優先順位をつけていた彼とは反対に彼女はとても生き生きとしていて、時間をうまく使っていたのです。

仕事の効率や能力等も関係あるかもしれませんが、たかがリスト1つに優先順位をつけるかつけないかだけでも、生き方に違いが出てくるようです。
この場合のリストは、仕事だけでなく、一日の生活の中でのリストのことです。

著者は「物事を一つずつ実行すること」と「優先順位をつけること」は違うと主張されています。
優先順位はつけず、でも目の前の物事は一つ一つ実行していくということなのでしょうか。

「優先順位をつける」のではなく、「やるかやらないか」しかないと言います。
また友人に「順番はあるようでない」という人がいます。

このようにまず全体の「やること」と「やりたいこと」を可視化します。
そして順位はつけず、ただやる。
そう、ただやればいいのです。
人によってはやりたいことを後回しにしてしまい、結局できずにいる人が多いのです。
全てやる。そう著者は述べています。

とはいっても時間がないと思ってしまいますよね。
でもそうすると途端に人は優先順位をつけてしまうのです。

そんな時はやりたいことの時間を確保しておき、そこは何が何でも時間を取ろうと意識してみてはどうでしょうか。
著者が言っていることは、「やりたいこと」の優先順位が下がり、「やるべきこと」に追われ、結局「やりたいこと」が出来ずに終わる人が多いと言います。
だから優先順位をつけるべきではないと述べているのです。

「やりたいこと」がちゃんとできるなら、その優先順位はあってもいいのです。

5.まとめ

優先順位について、こんなにも考えたことは今までにありませんでした。
しかし「~ねばならない」ことに追われ、結局「~したい」ことに手が回らないということはよくあることです。

現代では特にそうなのではないでしょうか。
優先順位を逆にして順位の低いものから取り組むのは難しいのです。
なぜなら「~ねばならない」ことが気になって集中できないからです。

ならば「~したい」ことの時間を確保すればいい。
すると仕事の効率もあがるし、メリハリもつきます。
「~したい」ことが出来ていない人は、試してみてもいいかもしれません。

■ 執筆者情報
meg【元小学校教師】
小学校教員の経験をもとに、学校現場での悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。