動画対談シリーズ『未来の教室』~工藤祥子氏が語る~第3話:コロナ禍における教職員の労働環境の問題点  

教職員の心身をケアする体制が必要

コロナ禍における教職員の労働環境の問題点

文部科学省や国からの通知に
子ども達のことなどは書いてあっても、
教職員のことはほぼ書いてありませんでした。

教職員は最前線で働いているので、
もっと大切にしてほしいのです。

先生がいなければ、学校がまわらないということを、
もっと分かってほしいのです。

教職員の身体の疲れ、心の負担がでてくることが目に見えています。
その上で、子どものケアをしていくというのは無理があるのではないかといいます。

子ども達と同様に、
教職員のケアをしてほしいのです。

専門家が入れないとするならば、
学校内で話し合える環境、
お互いのケアができる環境を
職員室の中で作ってもらいたいのです。

また、教職員を増やすことも大事だけれど、
今の教職員たちを減らさない、辞めさせない、育てることを
心がけることが大事だといいます。

『やめない職場作り。』
それを作ることを問い直す機会なのです。

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第1話はこちら→夫はなぜ亡くなったのか?
第2話はこちら→やりがい、働き甲斐があれば死に至らないのか?
第4話はこちら→教職員の働き方を見て子どもは育つ
第5話はこちら→当時者の声が一番重い
第6話はこちら→今は、学校の働き方を変えるチャンス!

<執筆者の一言>

『辞めない職場つくり』。それはとても大切なことだと思います。忙しくても、同じ環境下で働く仲間や同僚が気にかけてくれれば、体調を崩す前に気づくことが出来ます。そしてすぐには無理でも、してもらったことを返していき、いい循環を学校内で生むことができます。簡単なことでないけれど、今こそ、そうやって力を合わせて乗り切る時期なのかもしれません。

 <Profile>

 神奈川過労死を考える家族の会代表   工藤 祥子 氏

全国過労死を考える家族の公務災害担当。厚生労働省 過労死等防止対策推進協議会委員。
2007年に中学校教員だった夫(当時40歳)を過労死で亡くし、その後公務災害認定に5年以上を費やした経験をもとに過労死防止の観点から「教育の働き方改革」に取り組む。
教職員の働き方改革推進プロジェクト呼びかけ人、『教師のブラック残業』(内田良・斉藤ひでみ編、共著、学陽書房)、『学校をブラックから解放する』(教職員の働き方改革推進プロジェクト編、共著、学事出版)

 <Profile>

 藤川塾塾長、前連合総合生活開発研究所 主任研究員   藤川 伸治 氏

1957年生まれ。80年4月から2000年3月まで広島県公立中学校理科教員。在職中、休職して広島県教職員組合役員を務める。
その間に、95年8月、被爆50周年「1万人子ども平和集会」、96年から98年にかけてマレーシアなど東南アジアでの「原爆展」、97年稲垣吾郎主演「広島に原爆を落とす日(つかこうへい作)」広島上演、98年、広島県内の小中学生を対象とした「子どもの学習状況調査」などの企画を担当。
2000年4月から18年3月末まで日本教職員組合役員。その期間には、村上龍著「13歳のハローワーク」を全国の小中学校図書館に置く活動などを企画。公務員給与約5%引き下げ(05年)、公務員の労働基本権回復(07年~12年)、東日本大震災時を受けて実施された公務員給与10%削減、公務員の退職手当400万円引き下げ、自衛官を含む公務員の新しい年金制度の実現、非正規公務員の雇用安定・処遇改善に関わる法制度実現などの課題に関わり、人事院・厚労省・財務省・総務省・文科省との間で交渉・協議に携わる。
連合総合生活開発研究所(連合総研)が16年に公表した「日本における教職員の働き方・労働時間の実態に関する調査研究」の企画メンバー。藤川塾塾長として、子どもとのコミュニケーション力を高まる身体技法などを伝えている。著書に『みらいの教育~学校現場をブラックからワクワクへ変える』(共著、武久出版)、『熱血教員が過労死する本当の理由』(kindle)、『めっしほうこう』(明石書店)、『広島発 人権・平和教育』(共著、明石書店)、『これが平和学習だ』(共著、アドバンテージサーバー)『みらいの教育~学校現場をブラックからワクワクへ変える』

めっしほうこう