本質を見抜けば、道は開けていく

『ソース』
~仕事は向こうからやってくる&ワクワクの本質~の学びを生かす

1. 手順の説明

以下において、「第18章 仕事は向こうからやってくる」「第19章 ワクワクの本質」の要約を行い、それについて批評します。

まず順を追って要約し、必要ならば補足し、次に重要ポイントを1、2点絞ってピックアップします。

それについて自分の視点からコメントし、批評していきます。
主張は論理的に行い、必要に応じて証拠をつけて説明し、最後に全体を要約して結論づけ、まとめていきます。

2. 本章のまとめ

「仕事は向こうからやってくる」

・仕事と私生活の分離(毎日の生活に一貫性がなく、無関係な活動をしている。職場の環境に溶け込むために、本来の自分を抑えて働いている。)は、現代の悲劇のひとつ。その解決のため、調和のとれた人生を自分自身で計画、実践する方法(ワクワクを生かし、金銭や生活手段を得ることが職業。)が必要。

・仕事を探すという行為そのものが目的(「あなたの意義」に沿って生きること)を押しやってしまう。

・仕事を辞めさせることはあっても、ワクワクにあふれた情熱的な人生から解雇されることはないというのが仕事の定義。

「ワクワクの本質」

・「ワクワクの本質」とは、自分が大好きな活動のどんな面に魅力を感じているか。それが自覚されると、表に出てきた形に惑わされず、本質そのものに目が向き、選択肢が増え、実現の可能性が飛躍する。
・求めているのは自分の「あり方」。具体的な形への執着を捨てると、本質が見えて選択肢が広がる。

・ワクワクの道を歩き始めると、夢を邪魔する人がだんだんまわりから消えていく。代わりに同じようにワクワクの道を歩いている人たちが集まってくる。

〈ワクワクの本質の考え方が役立つ時〉

➀自分の夢がそのままの形や規模で実現不可能な時
②自分の中に相反する願望があり、どちらも諦めたくない時
③今の仕事を気に入っているが、今一つ満足できない時
④仕事を変えたい、またはどんな仕事を探せばよいか分からない時(楽しかった作業を思い出し、ワクワクの本質を探す。)

3. 疑問に思ったこと

「ワクワクの道を歩き始めると、人はおもしろい現象にぶつかります。あなたの夢を邪魔する人がだんだんまわりから消えていくのです。」
この文を重要ポイントとし、ピックアップします。

これをふまえ、下記に疑問を示します。

「よく夢を実現しようとすると、それを邪魔する人が現れるという。
しかし著者は逆に、それを“邪魔する人がまわりから消えていく”と述べている。
これは事実なのだろうか。」

4. 学びをどう生かすか

「コンフォートゾーン※を維持しようとした結果、ドリームキラー※が生まれてしまう。」
「あなたの将来の夢を誰にも言わないことだ。」と苫米地博士は言います。

それは、自分自身で「やらねばならない」という気持ちになることを避けるためにも必要なのだそうです。

これは世間でも言われていることと一致します。
コンフォートゾーンはとても心地がよいので、そこから外れると抵抗する自分がでてきます。
また夢を語ると、悪意があるのか善意でなのかは判断できませんが、自分を含めた周りの人が声をそろえて自分の言った夢を壊しにきます。
そんな現状があるからこそ、多くの人が「ドリームキラー」について話をします。

その反面、自分のやりたいことをやり、生き生きと生きているひとりの友人が言っていた言葉があります。
「ドリームキラーが現れる時は決まっている。
夢とか自分が欲しい結果のための行動に、積極的に関われなかったり、責任がもてなかったりする時。
その時の自分への言い訳がしたい時に都合よく現れてくれる。」

これは、著者が述べていることと一致します。
“「ワクワクの本質」が見つかれば、もうそこにはワクワクしかなく、「言い訳」をする必要もない。もしまだ「言い訳」をするようであれば、それは「ワクワクの本質」に至っていない”という事です。

つまり、ドリームキラーが現れない状態、また自分が自分でドリームキラーになっていない時、それは一つの判断として、自分が本質をとらえられたと考えることができるのです。

世間では「ドリームキラーの対処法」などの言葉や書籍があふれています。
しかし実際は著者が述べているように、「ワクワクの本質」をつかめれば、夢を邪魔する人は現れないということが言えるのではないでしょうか。
心の奥底では「やりたくない」と言っているから、それがドリームキラーとなって目の前に現れるにすぎないのです。

世間では多くの人が自分の本質を見つけられず、「ワクワクの本質」からずれていることを夢にしています。
つまり本当に心からやりたいことをしている人が少ないという事です。

もっとこのことを早く知っていれば、いち早く「ワクワクの本質」を探し、それを生かしていました。
そしてこのことを、より多くの子ども達に伝えることができたはずです。

5. まとめ

 
夢を邪魔する人は、当たり前に現れるものだと思っていました。
しかしその本当のところは、「ワクワクの本質」をつかんでいなかっただけなのです。
それは目に見えるものではなく、自分で体験し体感して見つけていくものです。
むしろ、ドリームキラーを1つのバロメーターとしてみてもよいと思います。

本質を見つけて実行する人と、本質なんてないと見向きもせずに行動しない人に分かれているのが現状です。

自分はどうありたいのか。
長年、世間の声を聞いて生きて生きているので、修正は難しいと思います。
しかし、本質を見つけることは苦痛ではありません。

子どもたちにも、本質を見抜く目を身につけさせることができたら、彼らの人生にとって、とても大切なものを習得できると言えるのではないでしょうか。

【参照】

※コンフォートゾーン
人間が心地よいと感じる空間に身を置くと安心でき、それを維持しようとする。その苦痛や不満を感じない空間のこと。

※ホメオスタシス
現状維持機能。

※ドリームキラー
夢を邪魔する人、壊す人。
夢を否定したり、その夢を考え直させるようなことを言ってくる人。

■ 執筆者情報
meg【元小学校教師】
小学校教員の経験をもとに、学校現場での悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。