心の小さな声(直感)に耳を傾ければ、理想の人生が送れる?

『ソース』
~信念を持ち、自分の直感を信じよう~からの学び

1.手順の説明

以下において、『ソース』の「第16章 信念を持ち、自分の直感を信じよう」「第17章 ワクワクに生きる人生にストレスはない」の要約を行い、それについて批評します。
まず順を追って要約し、必要ならば補足します。

次に重要ポイントを1、2点絞ってピックアップし、それについて自分の視点からコメントし、批評していきます。
主張は論理的に行い、必要に応じて証拠をつけて説明し、最後に全体を要約して結論づけ、まとめていきます。

2.本章のまとめ

≪自分の直感を信じよう≫

信念
人生の原動力であり、自分が直感的に感じたこと(心の小さな声に耳を傾ける)を決して無視しなければ多くのことを教えてくれる。
〈表面上の「感情」と、心の底にある「直感」とは全く別物〉
感情
喜怒哀楽は生理的な反応で信用できず、上下に揺れるもの。
肉体や情報処理をする結果として生まれるものなので、無視せずそのまま味わえばいい。抑えつけず、でも判断基準にして生きるべきではない。
直感
感情の揺れがなく、落ち着いて平坦で、生理反応ではない。
心の中から聞こえてくる小さな声。
潜在意識からのメッセージ。

〈直感を認めるステップ〉

➀直感の存在に気づき、それがどんな気持かを知る。
②その直感が自分の中から生まれたことを認める。
③自分の直感を信用する。
④行動に移す。

≪ワクワクに生きる人生にストレスはない≫

・ストレスの最大の原因は「やることが多すぎる」ことではなく、「やりたくないことをやる」ことが本当の原因。
・楽しいことをしている人は病気への抵抗力がつく。好きなことをしていない人や人生が楽しくない人は、その度合いがひどければひどいほど、ストレスに弱くなる。

・ワクワクを自分の日常生活に生かし始めた人は誰でも、生き生きと輝き始めて元気になる。

3.疑問に思ったこと

「表面上の「感情」と、心の底にある「直感」とはまったく別のものだと気づいたのです。」
「ストレスの最大の原因は、やることが多すぎることではありません。やりたくないことをやることがストレスの本当の原因です。」
この2文を重要ポイントとして、ピックアップしました。

下記に疑問に思ったことを示します。
「感情と直感については多くの人も同じように言っている。
しかし、私自身もよくその違いを感じられない。
ではどのように違いを区別すればよいのか。著者が述べているよりももっと分かりやすい方法はないのだろうか。
また、ストレスは現代切っても切り離せない問題である。この著者の考えを有効に使えば、少しでもストレスのない生活をできると言えるのだろうか。」

4.学びをどう生かすか

「『やりたくないこと』には思考停止してしまう。」「やりたくもない事をやってストレスをためているから、周りにも迷惑をかけている」という友人がいます。

そんな彼女はとても生き生きしています。
その理由は、彼女は「徹底してやりたくないことをしないからだ」と言います。だからストレスは一切ないのだそう。
常に「自分の思う事(彼女は直感が湧いてくるのだそうです。)を実践して生きているだけ」だとも言います。
そんな生き方が、まさに理想だと私は思います。
でも、実際はそうしたいと思っていても、どうしたらいいのか分からないのが現実です。

また、文部科学省「CLARINET 第2章 心のケア~ストレス対処の基本」にこのように書かれています。

「脅威から身を守るために対処困難な場面を回避することは、最も自然な防衛手段である。」

この文より、著者と同様に、やりたくないことをやらないということは、最も自然な防衛手段とも言えるのではないでしょうか。
しかし、世間ではこれは「ただのわがまま」として捉えられてしまいます。
そこの兼ね合いが難しいのです。
世間の言葉や周りの声に教育されてきたその積み重ねが、自分自身にストレスを与え続ける原因となっているのは明らかです。

「人間はあれこれ考える思考自体が心理的ストレッサーになる。この場合、何も考えない、楽しいことに熱中するなどの思考コントロールが必要」

とも書かれていました。まさにワクワクすることを勧めていると捉えられます。

このように先ほど述べたように、「やりたいことをする」「やりたくないことをしない」と決め、それを実行することが出来れば、それはとても楽しいのだろうと思います。
実際に私自身も試してみました。
しかしはじめは「いいのだろうか」と不安になります。
「自分勝手ではないのだろうか?」と落ち着かなくなります。
しかし、だんだんとそれが心地よくなってくるのです。
本来の自分に戻っていく、そのような感覚になります。

はじめから「感情」と「直感」を見極めるのは難しいのです。
なぜなら、今までその違いを感じてこなかったのですから。

まずは、何が「やりたい」ことで、何が「やりたくない」のか。それを書き出してみる。
次に、実際に意識して「やりたい」ことをして、「やりたくない」ことをしないように行動してみる。
それを繰り返していくことで、やっと自分の感情を知り、直感が戻ってくるのではないでしょうか。
まずは、自分が目の前のことに対して「やりたい」「やりたくない」とどう判断しているのかを考え、感じてみることが大前提になります。

5.まとめ

直感の働く人は、何事もうまくいっているようにみえます。しかし、直感とは誰にでも本来は備わっているものなのです。
しかし、現代を生きる私たちはストレスや人間関係での悩みを持ち、その感覚を失っています。

それに気づく暇もなく、忙しいといっても過言ではないのです。
本来の人間としての機能を生かす。その意識で、一度自身の「やりたい」こと、「やりたくない」ことという基準で物事をみてみてはどうでしょうか。

■ 執筆者情報
meg【元小学校教師】
子どもが好きで、彼らをより笑顔にしたいという思いを抱き、教員を目指す。しかし、挫折。あまりにも上手くいかないことばかりで退職を考えるも、奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われる日々を送るようになる。そんな小学校教員時代の経験をもとに、学校現場での悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。現在は海外に移住し、子ども達に日本語を教え、日本の文化を伝える活動を行っている。また現地校で日本の教育との違いを学び、それを日本の教育に活かす方法や感じたことを日々発信している。