自らつながりをもつことでしか、自分の成長はない。

どんどんつながりを持とう!

1.手順の説明

以下において、「コミュニティ デザインの時代~自分たちで『まち』をつくる~」の「第1章 なぜいま『コミュニティ』なのか “つながりが分断された社会”」の要約を行い、それについて批評します。

まず順を追って要約し、必要ならば補足します。
次に重要ポイントを1、2点絞ってピックアップし、それについて自分の視点からコメントし、批評していきます。
主張は論理的に行い、必要に応じて証拠をつけて説明し、最後に全体を要約して結論づけ、まとめていきます。

2.本節のまとめ

・「孤立死なんて毎月ありますよ」とその異常な事態を笑いとばすことでしか(精神状態を保って)、仕事ができないのかもしれないマンション管理人の社員。こんな社会はどこか間違っている。

・(わずらわしい)人とのつながりはないほうがいいとはいえ、ほとんどの人がここまで分断された社会を生きたいと望んだわけではないだろう。

・人と繋がりにくい社会かもしれないが、現代でもその気になれば人と人が知り合い、協力して物事に取り組む機会はあり、創り出すことができる。

3.疑問に思ったこと

『人とつながりにくい社会になったのか。(中略)現代でも、その気になれば人と人とが知り合い、協力してものごとに取り組む機会はある。なくてもつくり出すことはできる。』

これらの文を重要ポイントとしてピックアップし、下記に疑問を示します。

『つながりにくい社会ではあるが、むしろ、それぞれの意識があれば現代の方がより人とつながりやすい時代だと言えるのではないか。』

4.学びをどう生かすか

「人とつながりにくい社会」とはまさにその通りだと思います。
というよりも、冒頭のタイトルにあるように、『つながりが分断された社会』といった方が正しいのではないでしょうか。

その原因は戦後の政策にあるということは明らかですが、しかし私は今現在の方が、よっぽどその気になれば「つながりやすい社会」といえる気がします。

それは、今の時代はインターネットの普及により、誰とでも繋がることができます。もちろん始めは表面的な部分かもしれません。
しかし、面白い事に自分が意志をもち、目的をもって、コンタクトを取れば、地球の裏側に住んでいる人とも友達になれてしまうのです。

実際に私の尊敬する人に、YouTubeをみて「この人に会いたい」と決め、コンタクトを取って会いに行った人がいます。
その方は実際に会って意気投合し、今では共に全国を回ってセミナー活動をしたり、人々のつながりを作るために行動しています。
しかも、その距離は日本とアメリカ。
飛行機で10時間以上のフライトを経て、繋がっているのです。

これは一昔前では考えられないことだったのではないでしょうか。
会いたいと思っても、連絡先が分からない。書籍を出している人なら出版社に連絡を取ってみようと思ってもつかまらない。
でも、今はメッセージ一本でつながりができてしまいます。

反対に、著者の例のように、孤独死で亡くなる人が後を絶たないという現実もあります。
この両極端の事実が、これからますます広がっていくのではないでしょうか。

つながりを求める人は、どんどんつながっていく。
でもつながれない人は、どんどん孤独になっていく。

教師だった時、自分自身も特に初任のころは孤独でした。
1人で頑張っているつもりで、何もかも背負い込んで生きていました。

でもそんな生き方はもう古いのです。
今の時代は自らつながりを求めて、自ら成長していく時代です。
待ちの姿勢では、いつまで経っても自分の人生は変わりません。

そして教師は子どもの見本になるとても身近な大人です。
その人が、学校内の同僚や同期とだけつながっていたら、きっと子供たちはそこから何もつながりについて学べないのではないでしょうか?

私自身、そのことにやっと気づき、教員生活3年目にしてやっとつながりを持ち、学ぶことをはじめました。
そこからです。子ども達にも徐々に変化が表れてきました。

「つながる」ということは、表面的なことだけでなく、もっともっと心の奥底の信頼感や安心感といった人間には必要不可欠な部分を満たしてくれます。
それが自信になったり、また次への行動につながっていったりするのです。

面白いことに、つながりができると、そのつながりはどんどんと広がっていきます。
そして伝染していきます。
しかし先ほども言ったように、繋がる意志のない人は、その伝染にも気づかず、どんどんと1人で孤独になっていくのです。
「自分はつながれない…」といじけて、自分の人生をつまらないものにしていくのです。

まずはあなた自身、教師であるあなたがどうありたいのかを考えることが大事だと思います。
今は孤独でもいいのかもしれない。人とのつながりなんて面倒なのかもしれない。
しかし、すぐにその孤独に耐えられなくなります。
私がそうでした。しかもその理由も分からず、苦しみの中から抜け出せず、人をうらやむだけの人生。
まさに不幸という字がぴったり…。

わずらわしさはあるかもしれない。
面倒くささはあるかもしれない。
でも、それはいずれ選択していけばいい。

本来、人間はつながりを求めて生きているのだと教えてもらったことがあります。そこが全ての原点だと。

今一度、つながりについて考えてみてはどうでしょうか?
また自分が誰かと繋がれていたら、繋がれていない人に声をかけて誘ってみてはいかがでしょうか。

5.まとめ

つながり…というのは、これからの時代のキーワードなのかもしれません。
面倒な人間関係は山ほどあります。
でも、だったらそこ意外に別のつながりを見いだして、作り出すことは可能です。
まずは自分が誰かと繋がりを持っていく。

そういった意識を持つだけで、一気に視界が開け、成長が加速し、行動が変化していきます。
自分はどんな人生を送りたいのか。
1人の教師として、そして1人の人間として、どうしたいのかをよく考える時に来ているのだと思います。

■ 執筆者情報
森田 恵 【元小学校教師】
子どもが好きで、彼らをより笑顔にしたいという思いを抱き、教員を目指す。しかし、挫折。あまりにも上手くいかないことばかりで退職を考えるも、奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われる日々を送るようになる。そんな小学校教員時代の経験をもとに、学校現場での悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。現在は海外に移住し、子ども達に日本語を教え、日本の文化を伝える活動を行っている。また現地校で日本の教育との違いを学び、それを日本の教育に活かす方法や感じたことを日々発信している。