できなくても落ち込まない!また明日チャレンジすればいい。

天才は習慣化することで習得できることを知っている。

1.手順の説明

以下において、「GRIT~やり抜く力」の「『今日、必死にやる』より、『明日、またトライする』」の要約を行い、それについて批評します。

まず順を追って要約し、必要ならば補足します。

次に重要ポイントを1、2点絞ってピックアップし、それについて自分の視点からコメントし、批評していきます。
主張は論理的に行い、必要に応じて証拠をつけて説明し、最後に全体を要約して結論づけ、まとめていきます。

2.本節のまとめ

・著者は、トレッドミル実験※の参加者は本人が希望する場合、翌日にもう一度挑戦してよいとし、参加者が何度挑戦したかによって、「やり抜く力」の強さを測るグリッド・スコアを作成したいという。

・つまり、1日の努力より、翌日もう一度「今度こそもっと頑張ろう」と挑戦する人のほうが、「やり抜く力」があると言えるのではないか。

・目が覚めたとたんに「きょうもがんばろう」と気合いを入れ、やり続けることが重要。

3.疑問に思ったこと

「肝心な時にどれだけ頑張れるかは、もちろん重要なことだが、進歩の妨げとなるのは、途中でやめてしまうことだ。」
「(・・・)くる日もくる日も、目が覚めたとたんに『きょうもがんばろう』と気合いを入れ、トレッドミルに乗り続けることが重要なのだ。」

これらの文を重要ポイントとし、下記に疑問を示します。

「著者がいうのは、一瞬の頑張りよりも、毎日の積み重ねが大事だということだろう。
つまり、その状況をつくりだすことができれば、誰でも「継続」し「努力」し続けることができるようになるのだろうか。」

4.学びをどう生かすか

著者はつまり、「習慣」の大切さを言っているのではないのでしょうか。

“長い目で見れば、「継続は力なり」の一言に尽きる”
“目が覚めて、「きょうもがんばろう」とトレッドミルに乗り続けることが重要なのだ。”

と述べています。
習慣とは下記のように定義されています。

学習により後天的に獲得され、繰り返し行われた結果、比較的固定化するに至った反応様式。(大辞林より)

多くの成功者や著名人が毎日の習慣を大事にしているのは誰しも聞いたことがあると思います。
例えばメジャーリーガーだったイチロー。
彼は高校時代、毎日10分の素振りを習慣にし、3年間続けていたといいます。

多くの人が、イチローのように意識的におこなっていなくても、自然と習慣化された日々のルーティーンを持っているのではないでしょうか。

私も、朝起きた後の習慣が決まっています。
それを意識的に行うようにしてきました。

今ではそれが意識せずとも、体が動くようになってきました。
朝、起きる時間にしても、習慣化してしまえば何の問題もなく目を覚ますことが出来ます。
習慣化されるまでは時間がかかっても、それを意識的に取り組んでいけば、おのずと身についていくのです。

それを子ども達にも体験させていくことは可能だと思います。
特に、学校では沢山の習慣化されたことがあります。

また新たに、習慣にしたいことを個人で決めてもらい、それが実行できると、意志力も身についていきます。
もちろん、簡単なことではありません。
しかし「やらされて」やることとは違って、自分達で決めた「なりたい姿」への「やること」「習慣にしたいこと」であれば、子どもたちは喜んで取り組むのではないでしょうか。

これは家庭でも応用できると思います。
明確な「なりたい姿」を思い描き、そのためには今、毎日自分は何を習慣にすればいいのかを考えていく。
最初は本当に小さなことからでいいのです。

それが習慣となり、継続する力がつき、理想の姿に近づける一歩なのです。
もし、やろうと思っていてできなくても、いちいちへこまず、次の日に頑張ればいいのです。
一度もできないようなことであれば、もっともっとやることを小さくして、できることを続けていけばいいのです。

たったその小さな経験が、自信へとつながります。

そのフォローが出来るのは、まわりの大人です。
できたら褒めて、どんどんやる気にさせてあげてください。

5.まとめ

習慣化できなくて、挫折する人は多いのではないでしょうか。
私もそんな一人でした。
しかし、一度習慣化されてからは、どうやって習慣にすればいいのかを体験したので、やればやるだけ身についていきます。
うまくいかなかったダイエットさえ、習慣化で難なくクリアすることができました。

人間関係もそうです。
本当に些細なことから始めて、習慣化していきました。
学校でも、習慣を活かすことで上手くいき始めました。

まずは習慣化できる自分作りから始めてみませんか。

【参照】

※ウディ・アレン
作家・映画監督
「私が見たところ、脚本や小説をひとつきっちり書き上げた人は、着実に興行や出版にこぎつけるが、ほとんどの人は『書きたいんです!』なんて言ってくるわりには、すぐに挫折してしまって、結局、ひとつもまともに書きあげない。」
「人生で成功する秘訣の80%は、めげずに顔を出すこと」
※トレッドミル実験
参加者に極度の肉体的・精神的疲労を与える。「スタミナと意志力の強さ」を測定するための実験。
参照記事→

■ 執筆者情報
森田 恵 【元小学校教師】
子どもが好きで、彼らをより笑顔にしたいという思いを抱き、教員を目指す。しかし、挫折。あまりにも上手くいかないことばかりで退職を考えるも、奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われる日々を送るようになる。そんな小学校教員時代の経験をもとに、学校現場での悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。現在は海外に移住し、子ども達に日本語を教え、日本の文化を伝える活動を行っている。また現地校で日本の教育との違いを学び、それを日本の教育に活かす方法や感じたことを日々発信している。