「ちゃんとしなきゃ」を手放した日から、子どもとの時間が変わった 「ちゃんと指導しなきゃ」 「ちゃんと見ておかなきゃ」 「ちゃんと書類も、行事も、保護者対応も…」 そんなふうに、過去の私は“ちゃんと”を重ねながら毎日を過ごしていました。 一つひとつは当たり前のことだと思っていたけど、 ふと気づくと、どこか息苦しい。 職員室では ...続きを見る
第3回:「人権」という軸で学校を見直す――安心できる学びの場へ ①の働き方の問題は、労働基準法を無視し、国ぐるみで見て見ぬふりをしている実態があります。これは人権侵害です。 ②の冷たい視線や評価は、評価する側・される側の双方に差別意識が働いているということに気づかなければなりません。 ③や④の取り組みも、家庭学習や制服の強制が構造的暴力になっていることに、私たち ...続きを見る
こんにちは、叶めぐみと申します。 発達障害の子供たちを育てた経験をもとに こちらのブログを書かせて頂いております。 35人の学級なら3人はいると言われている発達障害の子供たち。 特別支援級の先生はもちろん、通常級の先生方にとっても気になる存在だと思います。 その子供たちの背景や保護者から見えるものなど、 実体験をもとに当時を振り返 ...続きを見る
第2回:バランスを崩す5つの背景――その根にあるもの 子どもも教師も、なぜ心のバランスを崩してしまうのか。私なりに、5つの理由に整理してみました。 ① 多忙さと働くルールへの無知・無理解 異常な業務量と時間外勤務に気づけたのは、組合の勉強会に参加したからです。部活顧問を続けていたら、気づく余裕すらなかったと思います。気づけなければ、きっと心身を壊していたことで ...続きを見る
【シリーズ:子どもも教師も、なぜバランスを崩すのか】 第1回:見えていなかった「違和感」――沈黙する心の傷つき 部活動を担当しない教員生活は、私の世界を一変させました。組合主催の勉強会や情報交換の場に参加することで、働く私たちを守るルールや、自由で率直な教育観を語り合える意義に気づくことができました。 県内外の先生方とつながることで、所属校の「常識」に縛 ...続きを見る
信頼は“特別なこと”じゃない。〜今日からできる、3つのシンプルなこと〜 「子どもとの信頼関係、どう築けばいいんだろう?」 そんなふうに思い悩む瞬間、ありませんか? 「もっとちゃんと関わらなきゃ」と思えば思うほど、 自分の声かけや態度に自信が持てなくなったり、 「私、ちゃんと信頼されているのかな」と不安になったり。 でも実は、信頼って ...続きを見る
教員である「あなた」へ。 日々、目の前の子どもたちに向き合い、 教材研究に時間をかけ、 会議や保護者対応に追われ… そんな毎日を過ごしているあなたは、 間違いなく その学校に必要な唯一無二の存在です。 そして、子どもたち一人ひとりも、 もちろん唯一無二。 「学校は社会の縮図」とよく言われます。 その中でも教室は、家庭に次ぐ「小さな社 ...続きを見る
こんにちは、叶めぐみと申します。 発達障害の子供たちを育てた経験をもとに こちらのブログを書かせて頂いております。 35人の学級なら3人はいると言われている発達障害の子供たち。 支援級の先生はもちろん、通常級の先生方にとっても気になる存在だと思います。 その子供たちの背景や保護者から見えるものなど、 実体験をもとに当時を振り返りな ...続きを見る
優しさと信頼の関係 〜優しさの前提を考えてみよう〜 最近、息子がこんなことを言いました。 「学校の先生が優しすぎるから、嫌なんだよね。」 理由を聞いてみると、 「授業中うるさくて全然進まないし、嫌なことをしてる子がいても怒ってくれないから。」と。 なんだか、昔の自分を見ているようで、ドキッとしました。 私も、教員として初めて教壇に立った頃、よく言 ...続きを見る
4月のうちにもう何度働き方改革について、あるいはそれに触れている公文を見たでしょうか。 ・ピールフルプラン(沖縄県教委発出働き方改革推進策)のリーフレット、校内で配って全職員で確認してくださいよー! ・学校評価アンケート(9月と12月に2回実施する教職員対象のもの)に働き方改革の項目入れてくださいよー、肯定的回答80%目指してくださいよー! ・評価システム適正 ...続きを見る