『フランクリン・コヴィー・エデュケーション』と『共育の杜』共同企画~第5部:緊急ではないが重要なことに時間を意図的に使う~

『フランクリン・コヴィー・エデュケーション』と『共育の杜』共同企画~第5部:緊急ではないが重要なことに時間を意図的に使う~

本物のリーダーシップとは何か?

 

第5部  緊急ではないが重要なことに時間を意図的に使う


緊急、かつ重要なこと(第1領域)ではなく、緊急ではないが重要なこと(第2領域)にフォーカスをすることが大事なのだといいます。
通常、第1領域にいきがちですが、違った結果を得るにはためには意図的に意識的に第2領域に入り、緊急ではないが重要なことを実践する必要があります。
また、コヴィー博士は変わらないものが3つあるといいます。
それは「変化し続けること」「原則は変わらない」「選択の自由」です。
つまり1日15分でも第2領域を習慣化させる時間をつくり、自分自身でリーダシップを発揮するという「選択」をするのです。
こんな時だからこそ、まずは教職員自身がどういう人生を過ごしたいのか、何を大切にしたいのかをはっきりさせることが大事なのです。
教職員には他人だけでなく、自分も大切にしてほしいといいます。
教職員が変わっていく姿を見て、子どもたちが変わっていき、学校全体が変わっていくのです。
 


第1部はこちらから→教職員が元気な学校であるためのリーダーシップ
第2部はこちらから→企業が危機に立った時、経営者は何を考えるのか
第3部はこちらから→本物のリーダーシップとは何か
第4部はこちらから→リーダー・イン・ミーの研修は、自分自身のものの見方から変えていく
 


竹村 富士徳
<Profile>
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 
取締役副社長/筑波大学客員教授   
竹村 富士徳 氏

法人企業の戦略実行、組織開発、人材育成をメインに行う中、教育機関(小学校〜大学)でも講義、講演、研修、保護者講演等を実施。
2012年、筑波大学客員教授に就任。「7つの習慣」「リーダーシップ学」を大学で指導。
生徒、教職員、保護者から高い評価を得る。授業実績:筑波大学、産業能率大学、青山高等学校、東京都大田区立松仙小学校など他多数。


間宮 歌子

<Profile>
人を育てる研修講師・コンサルタント
間宮 歌子 氏

特定非営利活動法人 日本スクールコーチ協会 理事。
特定非営利活動法人 東京コミュニティカレッジ 理事。
株式会社ファイヴエーカンパニー取締役。
人財育成・組織変革コンサルタントとして、企業や行政主催の研修、グループコーチング、パーソナルセッションを実施。
「7つの習慣®️」とユング心理学を自身の基盤に据え、コーチング、NLP、EQ、カウンセリングの要素を活用した内容をそれぞれの組織の目的に合わせて開発・提供している。
また、青少年育成は社会の基盤作りであり、自分自身の人生のミッションと考えていることから、社会貢献活動の一貫として、教員・保護者・生徒対象のワークショップや講演を全国で実施してきた。娘二人の子育てや、小・中・高校生に学習指導(15年間)を行なってきた際に「7つの習慣®️」やコーチングで成果を出してきた体験を基に教育現場からの依頼に応えている。