『フランクリン・コヴィー・エデュケーション』と『共育の杜』共同企画~第2部:企業が危機に立った時、経営者は何を考えるのか~

『フランクリン・コヴィー・エデュケーション』と『共育の杜』共同企画~第2部:企業が危機に立った時、経営者は何を考えるのか~

本物のリーダーシップとは何か?

 

第2部   企業が危機に立った時、経営者は何を考えるのか


企業が行きたい方向へ進めなかったり、最優先課題ができないのはなぜでしょうか?
その原因は、現場で「竜巻」が吹き荒れているからだといいます。
「竜巻」とは「竜巻」業務のことを指し、通常業務、予期せぬ急ぎの仕事「緊急事項」をいいます。
多くの企業では、「竜巻」業務に8割以上従事しているといいます。すると忙しすぎて、リソースが足らなくなるのです。
「竜巻」業務をやりさえすればよいと考える企業人が多く、「竜巻」に巻き込まれてしまうと方向性が見えなくなるといいます。
これは学校・教職員にも当てはまります。
またリーダーシップについて、日本人は「組織のリーダー」といった価値観を持っています。
しかし、「7つの習慣」で提唱しているリーダーとは、セルフ・リーダーシップのことを指します。
それは誰しも自分の中にリーダーがいる、1人ひとりがリーダ―シップを発揮できるということです。
そしてそれを育んでいくことが重要なのです。
 


第1部はこちらから→教職員が元気な学校であるためのリーダーシップ
第3部はこちらから→本物のリーダーシップとは何か
第4部はこちらから→リーダー・イン・ミーの研修は、自分自身のものの見方から変えていく
第5部はこちらから→緊急ではないが重要なことに時間を意図的に使う
 


竹村 富士徳
<Profile>
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 
取締役副社長/筑波大学客員教授   
竹村 富士徳 氏

法人企業の戦略実行、組織開発、人材育成をメインに行う中、教育機関(小学校〜大学)でも講義、講演、研修、保護者講演等を実施。
2012年、筑波大学客員教授に就任。「7つの習慣」「リーダーシップ学」を大学で指導。
生徒、教職員、保護者から高い評価を得る。授業実績:筑波大学、産業能率大学、青山高等学校、東京都大田区立松仙小学校など他多数。


間宮 歌子

<Profile>
人を育てる研修講師・コンサルタント
間宮 歌子 氏

特定非営利活動法人 日本スクールコーチ協会 理事。
特定非営利活動法人 東京コミュニティカレッジ 理事。
株式会社ファイヴエーカンパニー取締役。
人財育成・組織変革コンサルタントとして、企業や行政主催の研修、グループコーチング、パーソナルセッションを実施。
「7つの習慣®️」とユング心理学を自身の基盤に据え、コーチング、NLP、EQ、カウンセリングの要素を活用した内容をそれぞれの組織の目的に合わせて開発・提供している。
また、青少年育成は社会の基盤作りであり、自分自身の人生のミッションと考えていることから、社会貢献活動の一貫として、教員・保護者・生徒対象のワークショップや講演を全国で実施してきた。娘二人の子育てや、小・中・高校生に学習指導(15年間)を行なってきた際に「7つの習慣®️」やコーチングで成果を出してきた体験を基に教育現場からの依頼に応えている。