オンライン読書会 先生2.0 日本型「新」学校教育をつくる
開催概要 「先生2・0日本型「新」学校教育をつくる」」の筆者である能澤英樹さんは、富山県の公立小学校教員です。能澤さんは、脳出血で亡くなった中堅教員の「死」を公務災害認定と認めさせるための大きな力を発揮されました。仲間の「死」を自分事としてとらえ、そして二度と同じような仲間を出してはならないと学校では若手教員のサポーター役であり、社会に向けては富山発の学校の働き方改革の具体と理論を発信し続けています。
その集大成ともいえるのが、「先生2・0日本型「新」学校教育をつくる」」(さくら社)です。共育の杜は、この書籍出版のお手伝いをさせて頂くこともできました。そこで、下記のとおり、オンライン読書会を開催します。
    
日時 6月8日(土)13時~14時

主催 NPO法人「共育の杜」

後援 さくら社

内容 
能澤英樹さん
著者としてこの書籍に込めた思いと願いは何かを語ってもらいます。
良知令子さん 
編集者として、なぜ、この書籍を世に出すと決めたのかを語ってもらいます。

参加費 無料

参加者のうち、感想を寄せていただいた方のうちから5名のかたに「「先生2・0日本型「新」学校教育をつくる」をプレゼントします。



著者 能澤英樹さんからあなたへのメッセージ

日本の教育は限界だ」という声をよく聞くようになりました。ぼくも30年間、教壇に立ちながら、学校という制度が音を立てて軋んでいくのを肌で感じてきた一人です。教員が長時間労働を余儀なくされている一方で、子どもたちの不登校やいじめは増加し続ける「先生も子どもも苦しい」学校の姿が明らかです。本書は、「子どもの幸せ」と「教員の幸せ」を同時に成し遂げる筋道を明らかにすることを目的にしています。
最初は「学校の働き方改革」の実現を目的に書き始めたのですが、論考を重ねていくうちに、それは「子どもたちの幸せ」と同時に達成されなければうまくいかないことが分かってきました。
その着地点を見つけるために、現在の学校や子どもたちの姿を客観的に分析し、法令をもとに学校の制度を整理し、学校特有の事情も踏まえながら論考をすすめました。ぼくの結論が「正解」と言うつもりはありません。一緒に未来の教育の在り方を考えましょう。

開催日程
(オンライン読書会 先生2・0 日本型「新」学校教育をつくる)2024年6月8日(土) 13:00~14:00