【趣旨】 |
みなさんの学校、地域にある学校では、深刻な教員不足が起こっていることをご存じですか? その要因の一つは、長時間労働などによって疲労した教員が次々と倒れ、その代りの教員が見つからないからです。 当然こうなると、お子様の教育にも影響が出ています。 子どもたちは口にはしませんが、担任の先生が病気休職になると、「自分たちのせいではないか。」と悩みます。 文部科学省が、昨年12月末に公表した調査結果でも、精神疾患による病休者数は1万人を突破! 過去最高になりました。 特に、20歳代、30歳代の若手教員が病気休職が急増しています。 そんな学校を変えるには、どのような解決方法があるのかをみなさんにお伝える目的でこのセミナーを開催します。 今回のライブに出演される横浜創英中学高校の工藤勇一校長は、「定期テスト」「宿題」「頭髪・服装指導」廃止など世の中が「当たり前」と考えきた教員の仕事を大胆に削減し、子どもたちが主体的に学ぶことができる教育環境を整備されました。 なぜ、このような大胆な改革ができたのか、その秘密を語っていただきます。 工藤校長の改革は、民間企業においては生産性を高める組織改革でもっとも重要な点とも重なりますので、民間企業にお勤めの方にもお勧めです。 工藤先生の対談相手は、産業医の三宅琢医師です。 産業医のなかの産業医として民間企業の働き方改革を推し進めていらっしゃいます。 三宅琢医師のすごさは、わかりにくいことをわかりやすく、そしてワクワク感満載で伝えられる力をお持ちであることです。 そのため三宅先生が担当された企業は生まれ変わります。 例えば、元気がない教職員や社員とどのように接すればいいのか、悩む管理職の方はいっぱいいらっしゃると思います。 部下が病気休職すると、自分の評価が下がるのではないかと悩んでいる中間管理職の方もいらっしゃいます。 そんな時、管理職としてどうすればいいのかを工藤校長の組織づくりを通じてわかりやすく解かれます。 一緒に働いている同僚が上機嫌で、思う存分働ける職場をつくる秘密を知りたい方は、是非ともご参加ください。 |
【目的】 |
この対談を通じて、教育行政の方や管理職が、組織のメンタルヘルス対策の必要性に気づく。 教職員が自分たち自身でセルフメンタルヘルスを整える方法や手がかりを知る。 |
開催概要 | 教員がイキイキ、元気に働ける職場環境をつくるには、学校の最上位目標は何かに、常に立ち戻ること、教職員間の信頼関係を構築するためのコミュニケーションなどが求められます。 |
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参加費 |
【一般価格】1,500 円 【会員価格】無料
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開催日程 |
2023年2月25日(土) 10:00~11:30
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会場 | ZOOMウェビナー ※一般参加者は決済完了後、会員の方は決済移行作業完了後、詳細をお送りいたします。 |
講師 | 【登壇者】 ◎工藤 勇一(くどう ゆういち) 略歴 学校法人堀井学園 横浜創英中学・高等学校 校長(2020 年 4 月から現職) 東京理科大学理学部応用数学科卒業、公立学校教員、東京都教育委員会、新宿区教育委員会教育 指導課長、千代田区立麹町中学校校長(2014 年4月〜2020 年 3 月) 内閣官房 教育再生実行会議委員(2018 年8月〜2021 年 8 月) 内閣府 規制改革推進会議専門委員(2021 年8月〜) 経済産業省 産業構造審議会臨時委員(2021 年 6 月〜) 主な著書 ● 学校の「当たり前」をやめた。―生徒も教師も変わる!(時事通信社) ● 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え(S B 新書) ● 麹町中学校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること(かんき出版) ● きみを強くする50のことば(かんき出版) ● 学校の未来はここから始まる 学校を変える、本気の教育論議(共著 教育開発研究所) ● 最新の脳研究でわかった!自律する子の育て方(共著 S B 新書) ● 学校ってなんだ!日本の教育はなぜ息苦しいのか(共著 講談社) ● 自律と尊重を育む学校(編著 時事通信社) ● 子どもたちに民主主義を教えよう〜対立から合意を導く力を育む(共著 あさま社) ● 15 歳からのリーダー養成講座(幻冬舎) ◎三宅 琢(みやけ たく) 医師、医学博士、労働衛生コンサルタント 株式会社Studio Gift Hands 代表 株式会社SPACE 共同創業者 Yahoo!の産業保健をはじめ働く人々のメンタルヘルスケアから人材育成まで職場で生まれる課題の解決やヘルスリテラシー向上の教育を行う産業医。 iPadなどのICTを活用した障がい者への情報支援や病院デザインのコンセプトディレクターを務めるなど、医療の領域を超えた情報障害者への情報処方を行う眼科医。 対話を軸として社会課題を解決する社会処方を行う社会医。 三つのスタイルで人が豊に生きるためのwell-beingに関する哲学教育を行う医師、活動家。 ◎中楯 浩太(なかだて こうた) ファシリテーター NPO法人「共育の杜」理事 【タイムテーブル】 09:45 会場 10:00 開始 共育の杜 藤川理事長挨拶 10:10 工藤校長講演:職員室づくりについて 10:30 質疑応答 10:35 三宅医師講演:産業医から見た職員室 10:55 質疑応答 11:00 工藤校長と三宅医師の対談 11:20 視聴者に向けて 11:25 お知らせ |
参加費について | ★一般参加の方は、以下のお申込みボタンよりご決済手続きをよろしくお願いいたします。 自動返信メールにて、ZOOMウェビナー参加のURLをお知らせいたします。 ★エンパワメント会員の方は、会費の決済方法をクレジットカードへ変更ください。 会費の決済方法の変更手続きを行っていただいた方には、 特典として、今回のイベント参加費は無料とさせていただきます。 自動返信メールにて、詳しくお知らせいたします。 |
募集定員について | 300名限定 |
申込方法 | 下記よりお申し込みください。 申し込みページが開きますので、申し込みフォームに必要事項を入力し送信してください。 事前の質問も受け付けています。 |
お問い合わせ先 | 【主催・協力】 主催 教職員のメンタルヘルスプロジェクト NPO法人共育の杜 協力 (株)メンタルヘルステクノロジーズ社 日本教育新聞社 |
【キャンセルポリシー】
キャンセルは3日前(2月22日(水))23:59 までにお願いいたします。
<キャンセル料>
・3日前(2月22日(水))23:59 まで:なし
・それ以降のキャンセルの場合:メニュー料金の100%
<体調管理等について>
当日の参加時に、コロナ感染症等の原因で極めて体調が不良な方、不慮の事故等で参加できなかった方については、全額払い戻しをしますので、当日の9時までに共育の杜事務局までご連絡ください。
共育の杜事務局:info@kyouikukaikaku-2020.com
対立は起こるものだ、という覚悟
対立は起こるものだ、という覚悟をまずはもちたいと思いました。また、工藤先生の最後の言葉、「仲のいい職場」ではなく、「目的のためにどうするか」についてあーじゃないこーじゃないと議論が続く職場を、ぜひ目指したいと思いました。感情的にならずに目的を共有して人間関係を築いていくことの大切さ
やはり人に自分の価値観を押し付けないこと、柔軟な考え方をもつこと、感情的にならずに目的を共有して人間関係を築いていくことの大切さを学びました。どの組織でも通用する考え方だと思います
メンタルケアと子どもの教育(発達)支援と行なっています。私が大学で教職を取った時には学んでいないことが今の時代には必要だと思い、メンタルケアと子どもの発達を学びました。自分のように辛い思いをしている子はいっぱいいるはずだから、変わってほしい!
いつも文字で読むだけの工藤さんの考えを言葉で聞くことができ、より理解を深めることができたと思います。まずは自分のメンタルヘルスケアに留意していきたい
メンタルダウンをしてしまった時のことを振り返ると、食う・寝る・遊ぶがほとんどと言って良いほどできていませんでした。またそれに相まって、自己肯定感も低いので、さらに自分自身を否定することが辞められず、追い込んでいったことが原因なんだと思いました。まずは自分のメンタルヘルスケアに留意していきたいです。よりウェルビーイングな学校作りを進めたい
工藤先生の学校経営は、産業医的(メンタルヘルス)にみても、理にかなっていることを改めて実感しました。対談となっていたため、工藤先生のお話に対してすぐに三宅先生からレスポンスがあり、よりそのつながりが見えました。最上位目標を常に考えることと「対話」の意義を再確認
最上位目標を常に考えることと「対話」の意義を、再確認させていただきました。来年度に向けて、最上位目標を全員で共有することから始める
本校の職員室は、感情にばかり焦点が当たり、肝心な目標が見えなくなってしまっていることが分かりました。この1年間、感情に影響を受け、管理職も教職員も非常にストレスフルな状態に陥っていました。来年度に向けて、最上位目標を全員で共有することから始めることからスタートしていこうと思います。今日は工藤校長と三宅さんのお話を伺い、明るい気持ちになることができました。ありがとうございました。悩みの霧が晴れました
工藤先生のおっしゃる「最上位目標」の意味がとてもよく分かりました。私が、自校の次のステップとして、何をしていこうかという悩みの霧が晴れました。工藤先生のご著書も熟読します。よい職場をつくっていきたい
よい職場をつくっていきたいという気持ちや価値観の理解など、変化の可能性がある期待をもてました。また、声をかけることの大切さ(対話)と自分が対話で解決してきた経験が少ないことを再認識しました。じっくり時間をかけて考えていきたい
価値観の大改革を求められた気がして、今すぐには受け入れられない自分がいます。じっくり時間をかけて考えていきたいので、工藤先生の著書を読ませていただきます。ぜひ講師としてお呼びしたい、全職員で聞いてみたいです。助けあえることではなく、「助けて」といえる環境を作ることが大切
校長がご機嫌できることの意味。最上位目標で一度みんなが握手すること。対立は当たり前で対話による解決を目指す。助けあえることではなく、「助けて」といえる環境を作ることが大切であるというお話は大変共感しました。この種のオンラインセミナーの中で最も満足度の高い話が伺えたと感じています
工藤校長の話はもちろん、三宅先生の話もとても参考になりました。心の中のモヤモヤが晴れたように感じます
工藤校長先生、三宅先生の話を聴いて、心の中のモヤモヤが晴れたように感じます。すぐに変わるものではありませんが、微力ながらに取り組んでいきます。自分のことしか考えていなかったと思いました。
自分のことしか考えていなかったと思いました。結局、それが子どものためになるのか、大事なところが一番抜けていたと実感。頑張れそうです!