学校現場の実情を社会に伝えるために

【更新日】 2020年7月11日(土) その他
学校現場の実情を社会に伝えるために
NPO法人「教育改革2020『共育の杜』」理事長の
藤川伸治です。

「共育の杜」が主宰する
「心の職員室」メンバーが
1,000名を超えました。
本格的に活動を始めて
2カ月半かかりました。
フェイスブックのグループでは
オンライン教育などをテーマにした
発信の場が非常に多くあります。
その中にあって、「心の職員室」は
異質な存在かもしれません。

教職という仕事は
かつて「聖職」と呼ばれていました。
「聖職」とは、命を賭しても
その仕事に打ち込むということです。
現在は、使われない言葉です。
未だ、そのような捉え方をする方たちは
多くいます。

教職という職業が内在している
特性があります。
それは
「子どものために」という言葉で
象徴的に表現されています。
「子どものためがんばろう」と言われたら
長時間労働になろうとも
懸命に職務を遂行します。

その行為は
「善きもの」かもしれません。
ただ、リスクも負います。
長時間労働による
心身の疲弊
人間らしい生活の希薄化
自由に学ぶ機会の喪失
などなどです。

その「善きもの」によって
子どもたちにとって最大の教育条件
と言われる教職員から
精神的なゆとり、笑顔、懐の深さなどが
奪われてしまいという事態も
起こるのです。

現に新型コロナウィルス感染症の広がりは
教職員に校内消毒作業など
新たな業務を担わせ
かつてなかったようなストレスの中で
職務に専念する事態を生んでいます。

しかし、その実情が
マスコミによって
報じられることは少なく
社会の「闇」の中に吸い込まれています。
このような事態は
けっして「子どものため」にはなりません

NPO法人「教育改革2020『共育の杜』」は
「闇」に包まれている
教職員の勤務実態にも光をあてる目的で
まずは、
埼玉、東京、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の
7都府県に勤務する教職員を対象に
実態調査を行っています。
多くの方々のご協力をお願いします。

調査票はこちら

 

〇調査期間  7月10日(金)~24日(金)
〇調査対象  埼玉・東京・千葉・神奈川・大阪・兵庫
福岡の小中高校に勤務する管理職・教職員
(支援スタッフなども含む)
〇調査方法  Googleフォームを使用。調査票は
https://forms.gle/XQXYDPwcKaSsFhbi7
をクリックして下さい。
〇調査数目標 1,000名