【緊急開催】 精神疾患で倒れる教員過去最高に! ~この危機の克服のカギはココにある~

【更新日】 2023年12月23日(土) 学校の働き方改革と教師の学び方
文科省は、2022年度(令和4年度)教員の精神疾患による病気休職者数は6,539(全教員数の0.71%)で、2021年度(5,897人)から642人増加し、過去最多となったことを公表しました。

しかし、この数字は学校現場の危機的状態を示しているとは言えません。病気休職を取得することなく復帰した教員、つまり病気休暇をとった教員もいるからです。1ヶ月以上の病気休暇取得者、及び病気休職者数は、1.33%、12,192人となっています。厚生労働省調査では、労働者精神疾患による病休者(一ケ月以上)は0.6%程度。教員はその2.2倍に達しています。

2022年度中に新規に精神疾患による病気休職者を取得した教員の18.3%、約2割が退職をしています。この割合は、民間もほぼ同様です。しかし、公務員は病気休職期間中の収入も一定程度保障され、通算3年も休職を取れるなど、民間と比較するとはるかに手厚いです。それでも、退職するのです。

タブレット端末を使った教育活動を担う人間が倒れているのです。これは、人間の命にも関わることです。この問題が顕在化したのは30年前。悪化の一途をたどるばかりです。数多くの良心的な教育関係者は解決の糸口を求めています。

共育の杜、企業や大学教授、教職員組合などからなるコンソーシアム「教職員のメンタルヘルスプロジェクト」は、精神疾患に病休者を減らし、働きやすい職場をつくる仕組みづくりに取り組んできました。やっと、それが具体化しつつあります。

そこで、無料オンラインセミナー「精神疾患で倒れる教員過去最高に!この危機の克服のカギはココにある」を開催します。
日時は、1月10日(水)20時~21時です。

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