自分の人生を生きていますか?
この問いに、あなたはどう答えますか?
「ものすごく楽しんで生きているよ!」という方もいれば、
「当たり前でしょ?」という方もいれば、
「それすら、よく分からない。生きていると思うけど…」という方もいるかと思います。
実際に私は「当たり前でしょ?」と言いつつ、「でも実際はどうなんだろう?」という状態がずっと続いていました。
「自分の人生を生きる」ということは、共育の杜の理事である佐々木浩一氏も
「自分の人生の主導権をに握れ」という言葉で常々伝えています。
それではそもそも
「自分の人生を生きる」とはどういうことなのでしょうか?
私の定義と感じていることをお伝えしていこうと思います。
今思うと私は「自分の人生を生きている」とは言えない状態でした。
特に教員のころは。
もちろん、自分では自分の人生を生きているつもりでいました。
何をばかなことを!といった感じで、「自分はここにいるんだから、自分が自分の人生を生きているに決まっている」と思い込んでいたのです。
でも実際は、何だかパッとせず、常にもやもやしていて、常に周りに振り回されている状態だったのです。
周りの影響をもろに受け、周りに流されて生きているといった方が適切かもしれません。
でもあるときから、やっと自分の人生を生きられるようになってきました。
それは、
見え方が変わり、感じ方が変わり、捉え方が変わり、実際に現実に起こることも変わってきたから、「自分の人生を生きているな」と感じるようになったのです。
それは、ずっと穏やかで、幸せを感じている状態です。
自分が選びさえすれば、何でもできる、といった状態です。
もちろん、怒りや悲しみといった感情を感じることはあります。
でもその感情は必要なものです。
それを感じないというのは人間ではないので、それを排除する必要はないし、むしろそれらのネガティブといわれる感情すら、そこからの学びや気づきがあるので大事なものだと思っていまS。
どういうことかというと、物事に対しての捉え方が大きく変化したので、その次に起こることも変化していったのです。
そしてこのような自分になると、周りの環境が変化していきます。
普段、毎朝会う方との挨拶が変化したり、(相手が超ご機嫌で話しかけてくるようになったり、)
友人や家族の自分への対応が明らかに変化してきたのです。
以前は、自分の提案や主張といったものが、聞き入れてもらえなかったり、対話が進まないこともあったのに、今は結構な前のめりで話を聞いてくれます。笑
相手の自分に対する関わり方が変化したのです。
これはまさに、信頼を得たといえるのではないかと私は思っています。
今までは勝手に決断していた主人が、いちいち「これについてどう思うか?」と私の考えを聞いてくる。
友人が結構な深い悩みを打ち明けてくる。
近所の子が急に話しかけてきて、最後には安心した顔をして帰っていく。
クライアントさんが泣いて相談してきたと思ったら、何かが取れたかのように笑顔になっていく。
近所の子ども達を含め、以前に増してなつくようになってきた。
ざっくりと書きましたが、こんな風に変化してきています。
信頼、というより、心を開いてくれて来たといえます。
そしてこのようなことが起こってきたのは、私が「自分の人生を生きている」と言えるようになったからだと思っています。
では私がどうやって
「自分の人生を生きている」と言える状態になれたのかを、お伝えします。
それは今までブログ内でお伝えしたことも大前提にあります。
自分を大切にする等、誰でもできることをやってきただけです。
さらに今回はもう一つ。
これもまた、誰にでもできるけど、でも現代の人には結構困難なことを提案したいと思います。
それは、
「自分の好きなことをする」
「自分の好きなものに囲まれる」
ということです。
そんな無意味なことか…と思われた方もいるかもしれません。
こんな当たり前なことですが、実際に時間を作ってやっているでしょうか?
そこに没頭できていますか?
または「自分の好きなものに囲まれていますか?」と聞きたいのです。
特に教員は子ども第一で自分のことを一番最後に回していないでしょうか?
というのも、私自身、今まで「自分の好きなもの」をすっかり忘れていたのです。
だから何が好きなのか?ということも分からず、何が楽しいのかもわからない…
そんなどえらい状態にいました。
それって…
もはや人間じゃないですよね。(笑)
だからまずは自分の好きもの探しをしていきました。
意外と周りの影響を受けていて、自分が本当に好きだといえるものは本当は好きというより、周りの評価を気にしていることも多かったりすることがあります。
例えば、使っているもの一つとっても、SNSではやっているものであったり、無難なものであったり。
本当に私はこれを好きで使っているのか?
と問うと、そうでないものが多数ありました。
あなたはどうでしょうか?
好きなものを自分の身の回りにおいている、好きなものがわかっていて実際に楽しんでいるのであれば、まずは第一関門クリアしていると思います。
くだらないし、無意味かもしれない。
でも、あなたがあなたで生きていなくて、周りの人はそんなあなたに魅力を感じるでしょうか?
あなたが好きなものを知らないあなたに、信頼を寄せることができるでしょうか?
ということで今回はこの辺で。
長くなったので、次回、「自分の人生を生きる」ためにするとよいことをもう少し書いていこうかと思います。
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この度、電子書籍を出版することになりました。
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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。