信頼される身体づくり。
身体をつくると、信頼が生まれる?
みなさんはご自分の身体のために
何かされていますか?
教員時代の私は
ほぼゼロ…でした。
なぜなら
まず時間がない。
そんな暇があるなら、
授業準備をしたいし、
子どもたちのために時間を使いたい。
そう思っていました。
でも…
本当に仕事が出来る人は
自分の身体のために
自分の時間を
ちゃんと作ってあげています。
経営者や起業家、と言われる方たちもそうですよね。
つまり
自分が自分である以上、
自分の身体に目を向けてあげるのは
とても大切なことなのです。
というより、
より効率を上げたい、
より良い関係を結びたい、
よりパフォーマンスの質を上げたい、
そんな方は
皆、自分の身体を丁寧に扱い、
丁寧にメンテナンスしています。
前回の五感の話もそうですが、
基本は自分なのです。
自分の身体、自分の感覚。
それが全てをつくっていると言っても
過言ではないですよね。
何もジムに通った方がいい、とか
筋トレした方がいい、とか
そう言ったことを言っているのではありません。
出来る範囲で
始められることをしてみたらいいと思います。
教室まで行くのに
ちょっと遠回りしてみる。
そんなことからでもいいのではないでしょうか。
仕事に行く前に
10分だけランニングしてみる。
散歩してみる。
そんなことでいいと思います。
その時におすすめなのが
頭で
「今日はあれをしなきゃ」
「あーまだやってないことがあった」
「昨日、あんなことをしてしまった」
といったことを考えていたら
正直、もったいない時間になってしまいます。
せめてその時間は
自分の身体に目を向けてみてください。
前回お伝えした五感に意識を向けてみてください。
またはご自身の身体に意識を向けてみてください。
例えば
「風が気持ちいい」でもいいし、
「今日は足が軽く感じる」でもいいし、
「頭が重いから、少し息を多く吸ってみよう」でもいいと思います。
考える、のではなく
身体と対話することを意識してみると
昨日の自分との変化を感じられるようになると思います。
そうするとどうなるかというと、
自己信頼が育ちます。
自己信頼が育つと、
それが次第に他者との信頼に繋がっていきます。
健康という観点からも
身体をつくるというのは大切なことですので
ぜひご自身の身体と丁寧に向き合い、
忙しい中だからこそ
身体づくりを心がけてみて欲しいと思います。
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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。