あなたが思っている以上にあなたは誰かに影響を与えている

【更新日】 2024年7月17日(水) コミュニケション・外国語運用能

あなたが思っている以上にあなたは誰かに影響を与えている

 

私は先日、教え子に数年ぶりに会いました。 
そしてその時に思ったことを
今日は綴ってみたいと思います。

良くも悪くも、
自分という存在は
誰かに影響を与えている、
ということです。

当たり前、
と言われるかもしれません。

でも、
果たしてそれは
自分が思う通りの影響を
相手は 
そのまま受け取ってくれているのでしょうか?

どんな言葉が誰に響くのか
どんな行動が誰に届くのか
そんなことは
自分には到底分かるわけがないんです。

自分が思うように、、、
なんて
人は感じ取ってくれません。

良くも悪くも。

もちろん、
想いを持って接することは
とても大切なことだし、
基本だと言われるかと思います。

だからこそ、
思ったんです。

子どもと向き合う「覚悟」さえ持っていればいい。
そこから逃げずに向き合えば良い。

全力で真摯に。

それだけだったんです。

様々な技術や、やり方や、知識等は大事だし、
授業の質をあげたり、
磨いたりすることも大事です。

でも何よりも、
子ども達にとって、相手にとって、
目の前の人間が
本気で関わってくれるかどうか。

そんな人が人生で
現れるかどうか。

それが一番大切なことだったんです。

そんな人と人生の中で関わることができたら、
その子達は将来、どこかで
踏ん張れるんです。

それが教員の役目なんじゃないかと
私は思います。

子どもとこんなにも長い時間関わることができる
教員の特権なのではないだろうか。 
とも思うのです。

親ではない、
でも多くの時間を共にする教員という特別な存在。

今はAIがあります。

だからこそ、教員として
「どう在ればいいのか?」が
最優先で問われているんじゃないかと
思うんです。

目の前のことに追われ、
目まぐるしく過ぎていく中で
子どもと本気で関わる。

自分がどうありたいのか?
何度も何度も
問うて欲しい。

あなたは、
子どもたちに選ばれた
彼らの人生において、
とても大切な人だからです。

もう夏休み。

この休みの間に
自分の在り方について
見つめてみてはいかがでしょうか。
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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。