信頼されるために…モードチェンジしよう!

【更新日】 2024年7月31日(水) コミュニケション・外国語運用能

戦闘モードだから、周りの人も戦いにやってくる

戦闘モード?
何のこと?と
疑問に思われた方もいると思います。

これは、まさに過去の私がそうだったんです。
無意識に戦闘モードになっていました。
勝手に相手を「敵」とみなして恐れている。。。

こんな風に書くと、
「自分は違う」と思う方が大半かもしれません。

ただ、私は日本にしばらく滞在していて
思うのです。

まだまだこの戦闘モードの方が多いな、と。

どういうことかというと、
必要以上に自分に対する他者からの評価を
気にしすぎているがゆえに、

必要以上に自分をよく見せようとしてしまったり、
相手と必要ない比較をしてしまったり。

そしてその他者とは
教員であれば、
子どもだったり、
保護者であったり、
同僚であったり、
家族であったり、
友人であったり。

だから、つい構えてしまう。
相手を前にした時、構えてしまうのは
戦闘モードです。

「他者からよく見られたい」
「できる人でありたい」
「あの人よりすごくありたい」

そこが行動基準だから、
戦う体制になってしまうんです。

または、
「私はダメな人間だ」
「私は教え方が下手だ」
「こんな私が担任なんて…」

と自己否定をしたり、
自己卑下をしたりする場合も、
相手との壁を作ってしまい、
相手を受け入れられなくなるので、
戦闘モードに切り替わっているといえます。

すると、どうなるのかというと、
うまくいかなくなります。

当たり前ですよね。

相手が戦闘モード、
つまり戦う体制になっていたら、
自分だって無意識に構えてしまいます。

だからこそ、
力を抜く必要があるんです。

私は長い間、慢性的な頭痛持ちでした。

それはつまり、
常に戦闘モードになっており、
力が入りっぱなしで、
頭にもギュッっと力が入っていたので
頭痛薬が手放せないほどになってしまっていたのです。

ではどうすればいいのでしょうか?

理想は戦闘モードから、
受け入れる体制になるとよいと思います。

とはいえ難しい。

だから、まずは物理的にリラックスしてみてください。

温泉に浸かる
友人や家族とたわいのない話を楽しむ
趣味に没頭する

など、一旦、頭の中を空っぽにして
思考を止めて、
身体が心がしたいことをしてください。

さらに、
ゆっくりと自分と向き合う時間を
作ってみることもお勧めします。

普段は忙しすぎて、
ご自身のことを後回しにしている方が
大半だと思います。

だからこそ、ご自身に
「よくやってるよ」
「こんなに頑張って…すごいな私」
「えらいな」
など、感情を入れなくとも良いので
ご自身へ声をかけてあげてください。

騙されたと思って是非やってみてください。

なぜこんなことを提案するかというと、
私自身がこの戦闘モードで生きていて
本当に辛かったからです。

そしてそんな自分が
戦闘モードをやめたら
現実が変わっていったのです。 

戦闘モードは
本来のあなたではありません。

鎧をつけて必死に「何か」と戦っているあなたは
本当は辛いのではないでしょうか。

あなたがあなたで生きた時、
相手と最高の信頼関係が築けるのです。

戦闘モードの人とではなく、
受け入れてくれる人と
信頼を結んでいきたい。

そう誰しも思うのは
自然なことなのではないでしょうか。


一度、鎧を脱いでみませんか。

頑張りすぎて
無意識に「何か」と戦っていたことに
まずは気づいて

「力が入ってるな」と思ったら、
フッと力を抜いて  
大きなため息をついて

受け入れるモードに
チェンジしてみてください。

出来ることから。

難しく考えず
少し休める時に
ちゃんと休んで
リラックスする時間を
自分にとってあげてくださいね。

 

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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。