信頼とは…自分が見たい景色を見せてあげること。

【更新日】 2024年8月19日(月) コミュニケション・外国語運用能

見たいものを、見ていく訓練をしてみよう。
 

もうじき、学校が始まります。
もう始まっているところもあるのかもしれないですね。

さて、そんな今、
教員であるあなたは
どのような気持ちでいますか?

希望に満ちて、
やる気満々で、
力がみなぎってくる。
あれもしたい、これもしたいとワクワクしている。

それであれば
その気持ちを維持していけたら、
とても良いスタートが切れるのだと思います。

でもそうではなく、
「もう夏休みが終わってしまう…」と
憂鬱さを感じているようであれば、
ここで気持ちを少しでも軽くしておくことをお勧めします。

とはいえ、どうやって?
と思いますよね。

私自身も、学校が始まる前から
気持ちが落ち込んでしまう時がありました。

そんな時は、
気づいたら
苦しくて、気分が悪くなって、起こってもいないことを想像して「どうしよう」と想像してしまう。
そんな時間を過ごしていました。

そんな時こそ、
本当は起こって欲しくない、嫌な気分になることを考えてしまう時こそ、
望んでいないことにフォーカスしてしまう時こそ、
「じゃあ自分はどうしたい?」
と自分に問うて欲しいのです。

例えば、
「子ども達の元気が良すぎて、クラスをまとめきれないかもしれない。」という心配があるのなら、
それを
「子ども達が元気が良すぎるからこそ、そのパワーを最大限に生かせるかもしれない。」と変えていく。

これに何の意味があるのか?
と問う方も多いかもしれません。

でも、実際にアスリートの方達はイメージトレーニングというものを当たり前にやっています。
実際に想像するだけで、汗が出てきたり、涙が出てきたり。

それは何も、アスリートだからできるのではありません。
人間であれば、誰しもできるのです。

私はこのイメージトレーニングを悪い方へと使っていました。
つまり、「起こって欲しくない」「望んでいない」ことにばかりフォーカスして、
実際に気分が悪くなったり、落ち込んだりしていたのです。

できる出来ないは置いておけばいいんです。

まずはイメージが出来なければ、
その状態になることは不可能です。

逆に、イメージさえできてしまえば、
さらにそれが体感まで落とせれば、
それは実際に実現する可能性が高くなります。

そんな風に、
自分が想像したものを
一度信頼してみてはどうでしょうか?

こんなことをして何になるのか。
時間の無駄だ。
そう思うのなら、それはあなたの選択です。

でも、何か気になってここまで読み進めてくれたのであれば
とりあえずやってみる、というのも選択してみてはどうでしょうか。

まずは自分が何を望んでいるのか、どんな学級経営や人間関係を築いていきたいのか。
それを明確にイメージしていく。

そして、それを体感できるまで
想像してみる。

その時にふと、
「やってみたいな」「これいいかも」と思ったことをやってみる。

当たり前だけど、
実際にやるのは難しいというのが
私の感覚でした。

それよりも、目の前のやるべきことに追われ、
良いイメージをしている時すら、
すぐに「そんなの無駄だし、どうせ無理」という言葉に遮られ、
結局何も変わらない毎日を過ごしていたんです。

一日5分からでもいい。
夏休み明けの今だからこそ、
やってみてはいかがでしょうか?

夏休み明けの今のあなたが想像する、
冬休みに入る前のあなたは、
どんな気持ちでいますか?

そこまでイメージを飛ばしてみると、
日々、どうあるべきかが見えてくるかもしれません。

私がどん底の時は、毎日のように嫌なイメージと嫌な気分しか、出てきませんでした。
でも変化が起こるようになってきてからは、
またそれが変わるきっかけは、
イメージを変えたからともいえます。

あなたの頭の中を変えてみる訓練、
試してみてください。

まずは、望むことを
自分に許可してあげてください。

どんな未来だって
自由に想像し、創造していけるのです。

これからの毎日が、面白いほどに変わっていくかもしれません。
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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。