信頼は、まず自立から。

【更新日】 2024年8月24日(土) コミュニケション・外国語運用能

信頼を築くには、まず自立。


自立と信頼。

私の中で、信頼は人と人との間で協力し、生きていく土台であり、
自立とは、その信頼の中で、自分を確立して、責任をもって行動するためのもの。
という認識でいました。

もちろん、そうであるのですが、

「信頼の前提に、自立がある」と考えるとどうでしょうか。
「より信頼を築けていくには、自立する必要がある」と言われたら、どう思いますか?

また、自立とはあなたにとって、
どういう定義付けになっていますか?
 

「自立」とは。

他人に依存せず、自分自身で物事を決定し、実行できる状態や能力。生活の面では、経済的な自立(自分で収入を得て生活を支えること)、精神的な自立(自分の意志で物事を考え、行動すること)、そして社会的な自立(社会の中で他者と協力しながらも自分の責任を果たすこと)などが含まれる。

簡単に言えば、自立は「自分で自分の人生をコントロールできる状態」を意味する。


と書かれています。

 

さらに自立について、理事である佐々木氏に教えていただきました。

自立とは

自分の考えや感じていることを自分でマネジメントできるようになる

自立ができないと、関係性が構築できない

 

とのことでした。

信頼は大事だし、
信頼されたいし、
信頼関係を結びたい。

教員で
このように思っている方は多いのではないでしょうか。

ではより信頼を築くために身につけたい「自立」について、
考えていきたいと思います。

私は教員の時に
「大人なんだから、自分は自立できている」と思っていました。

そもそも、「自立」の定義があまりにも曖昧だったのです。
大人になれば、勝手に自立するものだと思っていたのです。

自ら立つ。
だから社会人として働いていれば、自立しているんだろう。
そんなボヤッとした感じでしか捉えていませんでした。

だから、自立なんてできていなかったし、
すべてがボヤっとしていたから、
物事を曖昧にしかとらえていなかったし、
何もかもうまくいかなかったんだと思います。

でも今、改めて「自立」について考えてみると、
少しは自分のマネジメントをできるようにはなってきたのではないかと思っています。

それは起こること全てを自分事として捉えることが出来てきたから、とも言えます。

過去の私は、全て他人事でしたから(笑)
さらに全てと言っていいほど、他責にしていました。

こう書くと、相当酷いやつだと思われるかもしれませんが、
実際に誰かを責めたりということではなく、
自分の人生がうまくいかないのは〇〇のせいだ。と思ったり、なんで私ばっかり…と嘆いたり。

本当に自立なんて程遠いところにいました。

では自分をマネジメントするとは、どういうことなのでしょうか。

下記に書くことは、私自身が「自立」のために必要なことだと思い、
心がけていることです。

自立するには、
自分を知っていく。
自分の感情や気持ちを受け入れ、活かしていく。
起こる出来事を自分事としてとらえ、その問題を解決していく。

ざっくりと書きましたが、
結構難しいです。

いかに自分と向き合えるか。
自分の見たくない部分と向き合っていけるか。

自立すれば、
より信頼に近づいていくという期待。

昔は、外ばかり見ていて、自分の内側に目向けるということをしてこなかったのです。
今は、人の目を気にしたり、周りの評価を気にする暇は正直ありません。

なぜなら、自立して、信頼される人間としてもっともっと深みをもっていきたいし、
またそれを伝えていきたいし、
自分の感じていることをもっと感じられるように伝えていきたいと思っています。

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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。