変化したいのなら、サレンダーしてみたら?

【更新日】 2024年12月14日(土) コミュニケション・外国語運用能

変化は突然やってくる!


私事ですが、とあるイベントへの参加を決めました。
でも…決めたのに、「行きなくない」と思う自分がいたんです。
チグハグですよね。

でもそれは、ものすごく怖がっている自分がいだということなんです。

その原因は、ある「記憶」と結びついていたからです。

その記憶から、一瞬で連想してしまうのが、下記のような言葉やイメージでした。

うまくいかない。
責められる。
ダメ出しばかり。
無視される。

そんな記憶がバンバン出てきました。

この記憶が、この感覚が、
人と関わろうとする時に、
「同じことになるんじゃないか。」
「存在を否定されるんじゃないか。」
と襲ってくるんです。

そして、この感覚は
新しい場に入ろうとする時には
毎回、パターンとして同じだということに
気づいたんです。

そうなんです。
みないから怖いだけなんです。

認めてしまえば、
「ここが現在地」ってみえれば、
直視すれば、
どうすれば良いのかがみえてくる。

それだけのことだったんです。
サレンダーしてしまえばいいんです。
(サレンダーとは、「身を任せる」「手放して委ねる」という意味です。
自分のこだわりや抵抗をやめて、状況や流れ、誰かに信頼して心を開くことを指します。


サレンダーするだけで、そこに信頼が生まれるんです。
もちろんそれは、自分への信頼というよりは、自分が他者やその場に信頼を置くということです。
でも何事も自分から信頼しないと、相手から信頼されることはないですよね。)

そして、その時にすごい比較が自分の中から聞こえてきても、
(その比較とは、あの人はあんなに凄いことしてる。あの人は、あんなに出来る。なのに私は…。そこに入ったらきっと否定される…。そんな声でした。)

そこに目をつぶらずに、ちゃんとみるんです。
そこに、居続けるんです。

それはとても勇気のいることでした。
出来ることなら、
逃げ出してしまった方が、ラク。

そしてその時に問うんです。
「私はどうしたい?」

それでも怖いから
逃げたくなるんです。

それでも問い続ける。
それでも居続ける。
そうすると、不思議なことに飽きてきます。笑

または頭の中が、比較でパンパンなら、
呼吸に集中したり、 瞑想したり、没頭できるものにとことん入り込んだりすると良いです。

そんなことをしていたら、
突然やってきたんです。

怖がっていたのは幻想だったってこと。

勝手に皆を悪者にして、自分を守るための妄想をしていたってこと。

そこに行けば、そこで知らぬ人と関われば、自分を変えるのは目に見えているから、そこに飛び込ませないようにホメオスタシス(体や心をいつも同じバランスに保とうとする自然な仕組み)が働いていたんだってこと。

そんなことがみえてきて、
感覚がとてもスッキリしました。

現実は何も変わっていないけど、
また一つ、大きな思い込みが外れた瞬間でした。

でも、この壁の破り方が分かれば、
この一連の流れが自分の中で分かってくれば、
「また来たな」と対応することができます。

そして何よりも、
次からの選択が変化してきたんです。

そうですよね。
その選択にいちいち、頭でこねくり回して選択しなくて良いからです。

行きたいと思えば、行けるし、
会いたいと思えば、会える。


その軽さが、
行動を変えてくれる。

出会いを変えてくれる。

自分を変えてくれる。

今まで、無理やりに行動してだけど、
そうではなく、
先に頭の中を変えて、軽くしてから行動にうつしていけた時、
本当の意味で人生が変わっていくんだと思います。

そしてそれを繰り返していくと、当然ですが自分への信頼が出来てきます。
さらには、そんな生き方をしていたら、他者からの見方も変わってきます。

怖い、嫌だな、は何かのサインです。
変わりたいなら、なりたい自分がいるなら、自分のために、見てあげてください。

---------------------------
共育の杜のセミナー情報はこちらから

セミナー情報

_________
この度、電子書籍を出版することになりました。
良かったら読んでみてください。




―――――――――
定期的に共育の杜からメルマガを配信しています。

メルマガ登録はこちら

―――――――――
ブログに関しての質問や感想、聞きたいこと、トピックとして挙げてほしいことなどありましたら、下記までメッセージをください。

こちらから

■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。