私事ですが、とあるイベントへの参加を決めました。
でも…決めたのに、「行きなくない」と思う自分がいたんです。
チグハグですよね。
でもそれは、ものすごく怖がっている自分がいだということなんです。
その原因は、ある「記憶」と結びついていたからです。
その記憶から、一瞬で連想してしまうのが、下記のような言葉やイメージでした。
うまくいかない。
責められる。
ダメ出しばかり。
無視される。
そんな記憶がバンバン出てきました。
この記憶が、この感覚が、
人と関わろうとする時に、
「同じことになるんじゃないか。」
「存在を否定されるんじゃないか。」
と襲ってくるんです。
そして、この感覚は
新しい場に入ろうとする時には
毎回、パターンとして同じだということに
気づいたんです。
そうなんです。
みないから怖いだけなんです。
認めてしまえば、
「ここが現在地」ってみえれば、
直視すれば、
どうすれば良いのかがみえてくる。
それだけのことだったんです。
サレンダーしてしまえばいいんです。
(サレンダーとは、「身を任せる」「手放して委ねる」という意味です。
自分のこだわりや抵抗をやめて、状況や流れ、誰かに信頼して心を開くことを指します。
サレンダーするだけで、そこに信頼が生まれるんです。
もちろんそれは、自分への信頼というよりは、自分が他者やその場に信頼を置くということです。
でも何事も自分から信頼しないと、相手から信頼されることはないですよね。)
そして、その時にすごい比較が自分の中から聞こえてきても、
(その比較とは、あの人はあんなに凄いことしてる。あの人は、あんなに出来る。なのに私は…。そこに入ったらきっと否定される…。そんな声でした。)
そこに目をつぶらずに、ちゃんとみるんです。
そこに、居続けるんです。
それはとても勇気のいることでした。
出来ることなら、
逃げ出してしまった方が、ラク。
そしてその時に問うんです。
「私はどうしたい?」
それでも怖いから
逃げたくなるんです。
それでも問い続ける。
それでも居続ける。
そうすると、不思議なことに飽きてきます。笑
または頭の中が、比較でパンパンなら、
呼吸に集中したり、 瞑想したり、没頭できるものにとことん入り込んだりすると良いです。
そんなことをしていたら、
突然やってきたんです。
怖がっていたのは幻想だったってこと。
勝手に皆を悪者にして、自分を守るための妄想をしていたってこと。
そこに行けば、そこで知らぬ人と関われば、自分を変えるのは目に見えているから、そこに飛び込ませないようにホメオスタシス(体や心をいつも同じバランスに保とうとする自然な仕組み)が働いていたんだってこと。
そんなことがみえてきて、
感覚がとてもスッキリしました。
現実は何も変わっていないけど、
また一つ、大きな思い込みが外れた瞬間でした。
でも、この壁の破り方が分かれば、
この一連の流れが自分の中で分かってくれば、
「また来たな」と対応することができます。
そして何よりも、
次からの選択が変化してきたんです。
そうですよね。
その選択にいちいち、頭でこねくり回して選択しなくて良いからです。
行きたいと思えば、行けるし、
会いたいと思えば、会える。
その軽さが、
行動を変えてくれる。
出会いを変えてくれる。
自分を変えてくれる。
今まで、無理やりに行動してだけど、
そうではなく、
先に頭の中を変えて、軽くしてから行動にうつしていけた時、
本当の意味で人生が変わっていくんだと思います。