9月は「隠れ疲労」が溜まる季節。 心と体をいたわるヒント

【更新日】 2025年9月14日(日) コミュニケション・外国語運用能

疲れてない?そんなあなたの心と体をいたわるヒント



夏休みが終わり、
新しい気持ちで迎える9月。

しかし、子どもたちの様子が
なんだか落ち着かなかったり、
自分自身の疲れがなかなか抜けなかったり、
と感じている先生は少なくないのではないでしょうか。
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もし、次のようなことが心当たりがあるなら、
それはもしかしたら 「隠れ疲労」 のサインかもしれません。
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 ・授業中に、なぜか声が出にくい
 ・子どもの小さなざわつきにもイライラしてしまう
 ・帰宅後、ソファに座ったまま動けなくなる
 ・朝起きても疲れが取れていない
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夏休み中に蓄積した疲れと、
新学期の忙しさが重なる9月は、
心身のバランスを崩しやすい時期です。
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自分でも気づかないうちに疲れが溜まり、
やがて心や体に不調として現れてしまう。 
これが「隠れ疲労」の正体です。
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教師のリカバリー習慣

心と体を回復させる6つのヒント

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真面目で頑張り屋な先生だからこそ、
ついつい無理をしてしまいがちです。
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しかし、あなたが元気でいられることが、 
子どもたちにとって何よりの安心になります。
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9月は、「頑張ること」よりも「回復すること」に意識を向けてみてください。
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1. 「休むことに罪悪感を持たない」

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放課後、職員室で
「まだやることが残ってるから帰れない」と
机に向かって頑張る先生の姿を
よく見かけます。
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でも、その体はもう
悲鳴をあげていませんか?
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やらなければならないことは
山積みかもしれませんが、
疲れ切った体と心では、
どんなに頑張っても
質の高い仕事はできません。
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そんなときは、思い切って
帰る勇気を持つことも大切です。
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「休むことも仕事のうち」だと、
自分に許可を出してください。
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時には早く帰宅し、
自分の好きなことをしたり、
ただゆっくり過ごす時間を持ったりすることで、明日へのエネルギーを
チャージすることができます。
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2. 「わずかな休憩を味方につける」

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忙しい毎日の中で、
まとまった休憩時間を取るのは
難しいかもしれません。
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しかし、たった1分、
いや数十秒でも、心と体を
リセットする時間は作れます。
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 ・授業と授業の合間に、 深呼吸を3回 してみる。
 ・職員室の机で、 突っ伏して目を閉じる。
 
・教室から廊下に出て、 空を眺める。
 
・トイレに行って、 鏡の中の自分に「大丈夫」と声をかける。
または、ゆっくり一回でも深呼吸をする。
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こうした「小さなリセット」を
こまめに挟むだけで、
その後の集中力や気持ちの持ちようが
まるで違ってきます。
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3. 「話す場を持つ」

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9月になると、
「クラスの子どもたちが落ち着かない」
「授業がなかなか進まない」
といった悩みを抱えやすくなります。
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同僚と顔を見合わせ、「うちも…」と
ため息をつくことも多いのではないでしょうか。
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そんなときに、「実は私も…」と
自分の状況を素直に話せるかどうかは、
とても重要です。
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心の中にため込んでいると、
どんどん心が重くなっていきます。
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誰かに話すことで、気持ちが楽になったり、
解決策が見つかったりすることも
少なくありません。
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話す相手は、職場の同僚でも、
学生時代の友人でも、家族でも
構いません。
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あるいは、声に出すのが難しければ、
ノートに自分の気持ちを
書き出してみるだけでも、
頭の中が整理されて
気持ちが落ち着く効果があります。

4. 「小さな達成感を味わう」

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9月は、授業や行事の準備に追われて
「やることが終わらない」感覚に
押しつぶされがちです。
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そんなときは、
あえて小さなゴールを
自分に設定してみてはどうでしょうか。
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・今日の授業で「子どもに一度笑顔を返す」
・プリントを一枚でも整理できたらOK
・放課後10分だけ机を片付ける
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こうした小さな達成を意識的に
積み重ねることで、
「今日も一歩進めた」という安心感が得られます。達成感は、心のガソリンです。
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5. 「体をゆるめる習慣を取り入れる」

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心の疲れと体の疲れはつながっています。
特に先生方は立ちっぱなし・
声を出しっぱなしで、
気づかないうちに全身に力が入っています。
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授業後に肩をぐるぐる回す、
帰宅後にお風呂で深呼吸をする、
寝る前に布団の上でストレッチをする…。
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わずか3分でも体をほぐすと、
心まで緩んでいきます。
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「頑張る前に、まずは緩める」。
これを習慣にできると、
疲れがたまりにくくなります。
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6. 「子どもたちと一緒にリセットする」

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先生自身の回復は、
実は子どもたちとの関わり方にも直結します。
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たとえば、授業の冒頭で子どもたちと一緒に
深呼吸をしたり、
窓の外の空を眺める時間をとってみたり。
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ほんの数十秒でも、
クラス全体の空気が整うと同時に、
先生自身もリフレッシュできます。
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「先生が元気でいることが、
子どもたちに安心を与える」と
先ほど書きましたが、逆もまた然り。
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子どもと一緒に整う時間 を持つことで、
教室全体が落ち着きを
取り戻しやすくなります。

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おわりに

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教師という職業は、
子どもたちのために
頑張りすぎてしまう優しい先生が多いからこそ、
自分自身のケアがおろそかになりがちです。
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9月は「整える」よりも 
「ゆるめる」 を大切にしてみてください。
⁡
完璧を求めすぎず、
少し肩の力を抜いてみてください。
⁡
あなたが心身ともに健やかでいること。
⁡
それが、子どもたちにとって
何よりの教育であり、
安心感を与えます。
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どうぞご自身を大切に、この9月を乗り切ってください。

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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。