声が通らない日は、指導もうまくいかない
喉ではなく、身体の問題かもしれない
「今日は声が出ないな」
「何度言っても、通らないな」
そんな日はありませんか。
同じ言葉を使っているのに、
いつもと反応が違う。
すると、
「言い方が悪かったかな」
「もっとはっきり言うべきだったかな」
と考え始めます。
でも、
原因は話し方以外にあることも多いのです。
声は、努力量に比例しない
声を通そうとすると、
無意識に力が入ります。
お腹に力。
喉に力。
身体を前に出す。
でも、
頑張れば頑張るほど、
声が教室に広がらないことはないでしょうか。
それは、
声が「出ている」だけで、
通るための通り道が確保されていないからです。
声の通り道は、身体全体にある
声は、喉だけで作られているわけではありません。
呼吸。
胴体。
背中。
姿勢。
身体に余白があると、
声は自然に広がります。
逆に、
身体が固まっていると、
声は上に詰まり、疲れるのに届かない。
緊張している日は、背骨が動いていない
忙しい日。
気が張っている日。
うまくいかないことが続いている日。
そんな日は、
背中や腰が固まりやすくなります。
背骨の動きが小さくなると、
呼吸も浅くなり、
声は「胸から上」だけで出るようになります。
その結果、
喉だけが働かされる。
声が通らない日は、「身体からの合図」
ここで、見方を少し変えてみます。
声が通らない=
「もっと工夫しなさい」
ではなく、
「これ以上、力を使わないで」
という身体からの合図かもしれません。
頑張りすぎている日に、
無理に声を出そうとすると、
疲れだけが残ります。
できることは、とても小さい
大きな改善はいりません。
・一度、息を吐く
・足の裏に体重を感じる
・背中に、ほんの少し余白があるかを感じる
それだけで、
声の出方が変わることがあります。
声を「出そう」としなくても、
通り始めることがあるのです。
おわりに
指導が通らない日、
自分の力量を疑わなくていい。
声が出ない日、
努力不足だと思わなくていい。
その日は、
身体が「少し休ませて」と伝えているだけかもしれません。
その声に気づける先生は、
もう十分、教室を大切にしています。
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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。