教員の頃、急に楽しくなって、授業もうまくいき出して、子供達とも信頼関係が結ばれてる!と感じるようになった時があったんです。
そのキッカケは何だったのか?と今、振り返って思い出しました。
それは「子ども達と本気で遊ぶようになった」からだったんです。
これは私の場合です。
というのも、私は子ども達と遊ぶことが、1番の楽しみだったから。
教員、という立場を忘れて(本当はいけないのかもしれませんが…。)、
とことんただ1人の人間として、そこにいる子達と全力で遊ぶことが、学校で勤務している中で一番楽しかったのです。
子ども達は遊びの中で、本当の姿を見せてくれます。
それはドッチボール、サッカーに限らず、虫探し、ごっこ遊び、お絵かき、、、全てです。
子ども達の「夢中」の中に共にいることが、本当に好きだったんですね。
さらには自分の「夢中」の中に子ども達を巻き込んでクラスイベントをしかけた時も同様でした。
つまり、私の経験から、本当に心から楽しいことをしている時、夢中になっている時、信頼関係はもちろん、子ども達との関係も、同僚との関係も、そして起こる現実さえも、うまくいき出したんです。
あれだけ苦労していた保護者との関係性作りも、すんなりうまくいってしまった。
日々眠れずに向き合っていた授業準備も、いい案が思いついて、子ども達にとっても満足のいく、理解しやすいものが展開できるようになった。
など、自分自身が本当に「楽しい!」ということを、ちゃんと自分に我慢させずにしてあげたことがキッカケだったんです。
もちろんそれが、学校で子ども達といる時にできることなら、なお良いかと思います。
もしそうでなくとも、ならば我慢せずに休みの日に、自分に楽しいこと、好きなことを存分にさせてあげてみてください。
それは中途半端に、ではなくてとことんやらせてあげるのです。
全力で。
その時に、自分の中でスイッチが入り、滞っていたことが不思議と流れだすのではないかと思います。
ほんの一点でもいい。
子ども達の「わかった!」の顔がたまらなく好き!であるなら、とことんそのために全力になればいいと思います。
むしろ、好きなものを見るために、時間なんて忘れて夢中になってしまうんだと思います。
ひとつじゃなくてもいいんです。
沢山あればあるだけいい。
1日の中で、その「楽しい!」「夢中になれる」「全力でできる」瞬間があればあるだけ、あなたの人生は彩りを取り戻し、さらに流れを自ら作り出していけるのです。
信頼されたい。
授業がうまくなりたい。
仕事をスムーズにこなしたい。
その目的のためにも、自分の心震えることを今一度思い出し、時間を作ってリストアップしてみてください。
そしてそれをやり続けてみると、違った見え方がしてくるかもしれません。
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