整えているのに、現実は変わらない?と思ったあなたへ
4月、少しずつ「呼吸」や「身体」を意識してきた方も多いのではないでしょうか。
背骨を感じる。
呼吸をゆっくりする。
やってみると、確かに少し落ち着く。
少し余裕も出る気がする。
でも同時に、こう思ったことはありませんか。
「…で、現実は何も変わってないけど?」
子どもは相変わらず騒がしいし、
仕事は減らないし、
保護者対応もなくならない。
正直、「これ意味あるの?」と感じる瞬間もあると思います。
例えば、こんな場面。
朝の会でざわつく教室。
何度声をかけても戻らない空気。
「早く静かにして」と言いたいのに、
どんどん声が強くなっていく。
その瞬間、ふと我に返って、
「また同じことを繰り返している」と感じる。
そんな経験はないでしょうか。
でも、ここで一つだけお伝えしたいことがあります。
変わるのは、『現実』ではなく『関わり方』です。
例えば、同じように子どもがざわついている教室。
以前は、
「なんでこんなに落ち着かないの?」とイライラして、
そのまま強い口調で注意してしまっていたかもしれません。
でも、ほんの少しでも身体に意識を向ける習慣があると、
一瞬だけ、間が生まれます。
本当に、ほんの一瞬です。
0.5秒くらいの、小さな余白。
その瞬間に、
「あ、今イラっとしてるな」と気づける。
そして、
一度だけ呼吸をする。
それだけで、
同じ言葉でも『出方』が変わります。
現実は変わっていません。
子どもも、状況も、何一つ変わっていない。
でも、
怒りに飲み込まれるか、
それとも一歩引いて関われるか。
その違いは、とても大きい。
「整える」というのは、
何も感じなくなることでも、
イライラしなくなることでもありません。
感じるものは、これまでと同じように感じる。
でも、
その感情に『すぐに支配されない状態』をつくること。
それが、整えるということです。
忙しい毎日の中で、
大きく何かを変えるのは難しいかもしれません。
でも、
・一度だけ、呼吸をする
・背中に意識を向ける
それだけで、
『反応』は確実に変わっていきます。
現実を変えようとしなくていい。
まずは、
自分の中に、ほんの少しの余白をつくること。
そこからすべてが変わり始めます。
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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。