整えているのに、現実は変わらない?と思ったあなたへ

【更新日】 2026年5月1日(金) コミュニケション・外国語運用能
4月、少しずつ「呼吸」や「身体」を意識してきた方も多いのではないでしょうか。
⁡
背骨を感じる。
呼吸をゆっくりする。
⁡
やってみると、確かに少し落ち着く。
少し余裕も出る気がする。
⁡
でも同時に、こう思ったことはありませんか。
⁡
「…で、現実は何も変わってないけど?」
⁡
子どもは相変わらず騒がしいし、
仕事は減らないし、
保護者対応もなくならない。
⁡
正直、「これ意味あるの?」と感じる瞬間もあると思います。
⁡
⁡


例えば、こんな場面。
⁡
朝の会でざわつく教室。
何度声をかけても戻らない空気。
⁡
「早く静かにして」と言いたいのに、
どんどん声が強くなっていく。
⁡
その瞬間、ふと我に返って、
「また同じことを繰り返している」と感じる。
⁡
そんな経験はないでしょうか。
⁡


⁡
でも、ここで一つだけお伝えしたいことがあります。
⁡変わるのは、『現実』ではなく『関わり方』です。
⁡


⁡
例えば、同じように子どもがざわついている教室。
⁡
以前は、
「なんでこんなに落ち着かないの?」とイライラして、
そのまま強い口調で注意してしまっていたかもしれません。
⁡
でも、ほんの少しでも身体に意識を向ける習慣があると、
⁡
一瞬だけ、間が生まれます。
⁡
本当に、ほんの一瞬です。
0.5秒くらいの、小さな余白。
⁡
その瞬間に、
「あ、今イラっとしてるな」と気づける。
⁡
そして、
一度だけ呼吸をする。
⁡
それだけで、
同じ言葉でも『出方』が変わります。
⁡


⁡
現実は変わっていません。
⁡子どもも、状況も、何一つ変わっていない。
⁡
でも、
⁡怒りに飲み込まれるか、
それとも一歩引いて関われるか。
⁡
その違いは、とても大きい。
⁡


⁡
「整える」というのは、
⁡何も感じなくなることでも、
イライラしなくなることでもありません。
⁡
感じるものは、これまでと同じように感じる。
⁡
でも、
⁡その感情に『すぐに支配されない状態』をつくること。
⁡それが、整えるということです。
⁡


⁡
忙しい毎日の中で、
⁡大きく何かを変えるのは難しいかもしれません。
⁡でも、
⁡
・一度だけ、呼吸をする
・背中に意識を向ける
⁡
それだけで、
⁡『反応』は確実に変わっていきます。
⁡


⁡
現実を変えようとしなくていい。
⁡まずは、
⁡自分の中に、ほんの少しの余白をつくること。
⁡
そこからすべてが変わり始めます。

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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。