大丈夫。あなたは十分にやっています。

【更新日】 2026年6月26日(金) コミュニケション・外国語運用能

大丈夫


アメリカに来て、早いもので約12年が経ちました。

ということは、私が教員を辞めてからも、それだけの年月が流れたということです。

そんな今朝、初任の頃の校長先生が夢に出てきました。

当時の私にとって、その先生は辛い存在でした。

いつも緊張していて、怒られないように、失敗しないようにと必死だったことを覚えています。

でも夢の中での私は、その先生に何度も相談しようとしていました。

人のいないタイミングを見計らって、
何度も何度も。

そして目が覚めたとき、ふと思ったのです。

私は怒鳴られたかったんじゃない。
責められたかったんじゃない。

ただ一言、
⁡「大丈夫?」
⁡そう言ってほしかったのだと。

あの頃の私は、相談することができませんでした。
⁡相談することは弱さだと思っていました。

自分で何とかしなければいけない。
人に迷惑をかけてはいけない。
先生なのだから、ちゃんとできなければいけない。

そんな思い込みを抱えながら、一人で抱え込み、どんどん苦しくなっていきました。

でも夢の中の私は違いました。

助けを求めていました。

話を聞いてほしいと思っていました。

そして今の私は、それができます。

弱音を吐くこともできます。

わからないと言うこともできます。

助けてほしいと伝えることもできます。


だから今日、このブログを読んでくださっている先生方に伝えたいことがあります。

どうか、一人で抱え込まないでください。

もしかしたら相談したことで、人が離れていくこともあるかもしれません。

自分の感情を出したことで、状況が変わることもあるかもしれません。

でも、誰かに頼ること。

助けてほしいと声をあげること。

今の自分の状態を共有すること。

それは決して恥ずかしいことではありません。

教員という仕事は、人と向き合う仕事です。

そして一人では超えられないことが、本当にたくさんあります。

だからこそ肩肘を張りすぎず、
自分らしくいること。
⁡素の自分に近づいていくこと。

それが結果として、子供たちのためにもなり、自分自身の力を発揮することにもつながっていくのだと思います。

私は教員として10年働きました。
⁡そして辞めてから12年が経ちました。

振り返れば、学校という場所は私にとって本当に学びの多い場所でした。

子供たちとの出会い。
⁡保護者の方との出会い。
⁡同僚の先生方との出会い。

どれも今の私をつくってくれた大切な経験です。

そして教員を辞めた今も、このブログを通して教育に関わる方々とつながることができたことを、本当に幸せに思っています。

世界にはたくさんの日本人が暮らしています。
⁡私自身、海外で暮らす中で、日本人の誠実さや思いやりが高く評価されている場面を何度も見てきました。

そして今、この記事を読んでくださっている方々は、毎日子供たちと向き合っている人たちです。

未来へ放たれる種を丁寧に包み込み、
⁡育て、
⁡見守っている人たちです。


直接関わることはなくても、

あなたの言葉は子供たちに届いています。

あなたの優しさは子供たちへ受け継がれています。

あなたの強さは子供たちの光になっています。


だからどうか、

あなた自身のことも大切にしてください。

子供たちを育てるように、
⁡自分自身にも優しくあってください。

あの日の私は、

「大丈夫?」

その一言を誰かに言ってほしかった。

だから今度は私から。

大丈夫。

あなたは十分やっています。

頑張りすぎなくていい。
⁡でも、本気で。
⁡これからも、あなたらしく子供たちと向き合っていってください。

遠くアメリカの地から、いつまでも応援しています。

長い間、本当にありがとうございました。

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良かったら読んでみてください。




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■ 執筆者情報■森田恵
子どもが好きで教員を目指すが、挫折。退職を考えるも奮闘し、次第に毎日が楽しく、子ども達からも「先生大好き!」と言われるように。そんな教員時代の経験をもとに、悩みを持つ人に役立つことを伝える活動を行っている。結婚を機に、渡米。10年の小学校教師の経験を活かし、渡米後は日本語の家庭教師や、現地校にて日本の文化を伝え、日本語を教えて過ごす。現在3児のママ。2度の流産経験により、食や環境、ママの状態が子どもへ与える影響などに興味を持つ。さらに、意識によってもたらされる変化を日々、体感を通して実践している。