その転換を導く学校リーダーのための「みらい塾」
担任を複数にするだけでは、学校は変わりません。
チーム担任制の本質は、子どもを一人の先生に閉じ込めず、複数の大人・複数の価値観・複数の関係性の中で育てることです。
そして、その仕組みを本当に機能させるためには、学校リーダー自身の見立て、対話、組織づくりの力が問われます。
みらい塾は、チーム担任制を「制度導入」で終わらせず、子どもが主体的に育ち、先生が一人で抱え込まず、学校全体で支える文化へと転換していく学校リーダーのための学びの場です。
全国で、チーム担任制への関心が高まっています。
一人の担任が一つの学級を抱え込むあり方から、複数の教職員が子どもを見守り、支え、育てる学校へ。
その方向性は、これからの学校にとって大きな可能性を持っています。
しかし、チーム担任制は、制度として導入すれば自動的に機能するものではありません。
実際の現場では、こんな声が出てきます。
これらは、チーム担任制だけの課題ではありません。
学校リーダーが、何を見ているのか。
子どもをどんな存在として捉えているのか。
先生方の不安をどう聴くのか。
学校の目的をどう言語化するのか。
保護者や地域とどう信頼をつくるのか。
チーム担任制の成否を分けるのは、制度の形だけではありません。
学校リーダーの見立てと対話です。
チーム担任制は、担任をなくすための制度ではありません。
一人の先生が責任を持たなくなる仕組みでもありません。
むしろ、その逆です。
子どもを一人の先生に閉じ込めない。
先生を一人で抱え込ませない。
学校全体で子どもを育てる。
そのための仕組みです。
子どもが、複数の先生と出会う。
複数の価値観に触れる。
相談する相手を選べる。
自分で考え、選び、決める経験を重ねる。
先生もまた、一人で抱え込まなくてよくなります。
保護者対応。
生徒指導。
学級経営。
進路指導。
特別支援。
若手育成。
職員室の人間関係。
これらを一人の担任や一人の校長が背負い込むのではなく、学校全体で支える。
チーム担任制は、単なる働き方改革ではありません。
学校全体で子どもを育てる文化への転換です。
チーム担任制全国ネットワークが開いたこれまでのイベントでは、各地の実践者からさまざまな声があがりました。
導入を提案したら、職員から強い反発があった。
しかし、1年かけて研修や対話を重ねた結果、今度は職員の方から「新入生からやりたい」という声が出た。
担任を一人に固定しなかったことで、体調を崩した先生がいても、学年全体で子どもを支えることができた。
担任と子どもの相性に左右されず、生徒が相談できる先生を選べるようになった。
不登校が大きく減った学校もある。
子どもたちが「先生が言う前に動く」のではなく、自分たちで学校やクラスをつくろうとするようになった。
進路指導も、一人の担任の価値観に閉じるのではなく、複数の先生の価値観に触れることで、生徒自身が自己選択・自己決定する機会になる。
一方で、こんな壁も見えてきました。
ここで問われているのは、チーム担任制の手順だけではありません。
学校そのものの見方です。
チーム担任制を進めようとすると、さまざまな抵抗が出てきます。
もちろん、制度上の課題はあります。
担任手当。
校務分掌。
保護者説明。
教育委員会との調整。
校内の運用設計。
それらは一つずつ扱う必要があります。
しかし、もっと深いところにある壁は、学校リーダーや教職員の中にある「よい担任像」「よい学級経営像」かもしれません。
自分が担任時代にうまくいったやり方。
自分が受けてきた教育。
厳しい指導を乗り越えたからこそ今の自分があるという感覚。
一人の担任が責任を持って子どもを育てるべきだという信念。
先生の言うことを聞く子どもが「よい子」だという見方。
それらは、過去には機能していたのかもしれません。
しかし、今の子どもたち、今の先生方、今の学校現場に、そのまま当てはまるとは限りません。
チーム担任制は、担任制の形を変えるだけではありません。
学校リーダー自身の子ども観、教員観、組織観を問い直します。
学校長には、法令や学習指導要領等の範囲内で、自校の教育課程を編成する責任と権限があります。
これは、単なる制度上の説明ではありません。
現場にいる校長先生にとっての希望です。
学校は、上から言われたことをこなすだけの場所ではありません。
校長が、子どもの最善の利益を本気で考え、学校の現在地を見立て、先生方と対話し、学校の仕組みを組み直すなら、改革は現場から起こせます。
チーム担任制も同じです。
誰かが完成形を持ってきてくれるのを待つ必要はありません。
自分の学校にとって必要な形を、校長自身が先生方と共につくっていくことができます。
ただし、そのためには、校長自身が学び続ける必要があります。
自分の成功体験だけで学校を動かすのではなく、今の子ども、今の先生方、今の社会に必要な学校の形を見立てる力が必要です。
みらい塾は、その力を育てる場です。
教育に情熱がある。
子どもたちから信頼されている。
先生方からも親しまれている。
本当は、もっとよい学校にしたいという思いがある。
それなのに、なぜ、いい先生ほど苦しまなければならないのでしょうか。
現場では、こんな声が聞こえてきます。
頑張ろうとすればするほど、孤独になる。
信頼できる人が、職場にはいない。
四面楚歌。孤立無援。
このままでいいわけがありません。
定年問題。
働き方問題。
いじめ問題。
不登校。
タブレット問題。
人事問題。
子どもの家庭問題。
保護者対応。
地域対応。
感染症対策。
若手育成。
特別支援。
学校安全。
教育課程の見直し。
子どもの学びの質を高めるために、創造的に使える時間などどこにもない。
そう感じている学校リーダーは少なくありません。
一方で、中央教育審議会では、校長に従来から求められてきた教育者としての資質、判断力、決断力、交渉力、危機管理などのマネジメント能力に加え、次の力が重要だと示されています。
現場の逼迫と、社会から求められる学校リーダー像。
その間には、大きな溝があります。
この現実に対して、絶望するしかないのでしょうか。
拒絶するしかないのでしょうか。
いいえ。道はあります。
リーダーシップ。
マネジメント。
ファシリテーション。
言葉としては、誰もが聞いたことがあります。
しかし、それを学校現場でどう使うのか。
職員室の関係性の中でどう活かすのか。
子どもの最善の利益にどうつなげるのか。
チーム担任制のような新しい仕組みを、どう学校文化にしていくのか。
そこまで学び、実践し、振り返る場は、ほとんどありません。
みらい塾は、現役の学校リーダーが、これらを同時に学び、実践し、振り返れる唯一の学びの場です。
なぜなら、みらい塾には、共育の杜が持つリソースがあるからです。
これらを統合して提供できることが、みらい塾の価値です。
みらい塾は、単なる研修ではありません。
全国から集まる学校リーダーが、現場の課題を持ち寄り、学び、対話し、実践し、振り返る場です。
チーム担任制を導入する。
職員室の関係性を変える。
若手を育てる。
ベテランの力を活かす。
保護者と信頼をつくる。
子どもの主体性を育てる。
学校のビジョンを形にする。
どの課題であっても、土台にあるのは同じです。
リーダー自身が自分と出会い、関係性を育て、未来の教育を創ること。
現状を打破するためには、リーダー自身の成長が必要です。
みらい塾では、自分の人生の目的、リーダーとしての現在地、目の前の課題を継続的に見つめ直します。
自分は何を大切にしているのか。
何に迷っているのか。
どんな思い込みにとらわれているのか。
どんな学校を本当に創りたいのか。
自分と出会い続けることで、新たな可能性に出会い続けるリーダーを育てます。
学校は、一人ではつくれません。
全国から集うみらい塾生と本音の対話を重ねることで、学校現場で起こるさまざまな問題を共に乗り越える知恵と対策を共有します。
職員との関係。
子どもとの関係。
保護者との関係。
地域との関係。
そして、志を共にする仲間との関係。
関係性を育てることが、学校を動かす力になります。
みらい塾は、学んで終わりの場ではありません。
学んだことを現場で試す。
実践したことを振り返る。
振り返りから課題を明確にする。
もう一度、現場で実践する。
この往還を通じて、あなた自身が体現者となり、校内研修でも実践できるまでスキルアップしていきます。
そして、校長が自分の学校で自治運営できる力を育てます。
外から与えられた改革ではなく、自分の学校の中から生まれる改革。
その改革を、自分の学校で実践し、根づかせる。
みらい塾は、日本の教育に改革を起こす学校リーダー集団を育てる塾です。
みらい塾は、原則として毎月3回、各回約2時間、Zoomで開催します。
全国どこからでも参加できます。
毎月の開催日は、参加者と一緒に決めていきます。
プログラムは、以下の3つの場で構成されます。
ファシリテーター:メンバーで持ち回り
リーダーシップ・組織づくりのグループワークを行います。
インプットとアウトプットを同時に行うことで、学校リーダーに必要な力を育てます。
ここで学ぶのは、知識だけではありません。
学んだことを自分の学校で使い、振り返り、もう一度実践する力です。
ファシリテーター:住田昌治
校長がごきげんだと、学校はよくなります。
校長の状態は、職員室に伝わります。
職員室の空気は、子どもに伝わります。
子どもの安心は、学校全体の学びの質につながります。
ごきげんは、単なる気分ではありません。
学校を幸せにするリーダーの在り方です。
住田校長の実践知に直接触れながら、子ども・教職員・保護者・地域が幸せになる学校文化を考えます。
講師:佐々木浩一
RCFは、人が本来持っている力を発揮できる状態に導くメソッドです。
みらい塾では、学校リーダー自身の自己革新を通じて、リーダーシップを開発します。
さらに、そのリーダーシップを学校組織全体に波及させる方法を学びます。
扱うテーマは、学校現場の課題そのものです。
学校改革は、リーダー自身の在り方から始まります。
みらい塾に参加すると、以下2つのプログラムに無料で何回でも参加できます。
講師:森万喜子
管理職は、時に孤独です。
相談したい。
でも、本音ではなかなか相談できない。
弱音を吐けない。
職員にも、教育委員会にも、保護者にも言えない。
けれど、一人で抱えていたら壊れてしまう。
そんな管理職のために、森万喜子さんの「お悩み相談」グループコンサルに無料で参加できます。
前例踏襲や同調圧力が大嫌い。
校長時代には、「こっちのやり方のほうがいいんじゃない?」と思いついたら突き進み、学校改革を進めてきた。
その突破力から「ブルドーザーまきこ」と呼ばれる森万喜子さんに、本音で相談できる場です。
講師:間宮歌子
あらゆる学校運営の基盤は、人と人との信頼関係です。
どれほど優れた制度を導入しても、信頼がなければ機能しません。
どれほど正しいことを言っても、信頼がなければ届きません。
チーム担任制も、信頼がなければ形だけになります。
学校改革は、信頼を創り、育てるところから始まります。
共育の杜では、コーチングを活用した「信頼を創る技術、育む技術」セミナーを毎月開催しています。
みらい塾生は、このセミナーに無料で何回でも参加できます。
みらい塾では、学校リーダーに必要な基礎的知識と認識を培うために、以下のテキストを使用します。
参加者の理解度や課題に応じて、テキストは柔軟に変更する可能性があります。
目的は、書籍を読むことそのものではありません。
学んだことを、学校現場で使える力にすることです。
半年間を1クールとし、最大8クール、4年間のカリキュラムで、学校と地域社会に変革を起こすリーダーを目指します。
その後も、継続して学びと実践を続けられる仕組みがあります。
募集は年2回です。
1期20人まで。
月謝:10,000円
最低1クール、6か月間は継続してください。
教職大学院は、体系的に学ぶ貴重な場です。
一方で、現役の学校リーダーにとっては、時間的・費用的なハードルがあります。
また、大学院で学ぶ理論が、そのまま翌日の職員室で使えるとは限りません。
みらい塾は、理論と現場を往還する場です。
理論を学ぶ。
自分の学校で試す。
仲間と振り返る。
課題を明確にする。
再び実践する。
この「生きた学び」が、みらい塾の特徴です。
さらに、リーダーシップ・組織づくりの専門家、令和の時代に求められる学校経営を体現してきた校長、RCFによる自己革新の学び、信頼形成の技術、本音で相談できる場が統合されています。
現役の学校リーダーが、自分の学校を変えるために学ぶ場として設計されていること。
これが、教職大学院との大きな違いです。
参加した理由
管理職として学びたいと思い、みらい塾に参加しました。
管理職の守備範囲は広すぎます。どこから学べばよいのかと迷っている時間はありませんでした。
全国の管理職とつながることで、自分の地域の学校教育や管理職事情を客観的に見ることができました。
具体的に得られた結果
参加して得られた一番の財産は、素敵な仲間ができたことです。
参加者の見識に刺激を受け、もっと学びたいという気持ちになりました。
組織を多角的に見ることができるようになり、自分の考えを押しつけるのではなく、職員の意見を傾聴しながら組織づくりに取り組めるようになりました。
参加した理由
管理職として、学びを広げ、深めたいと思い参加しました。
具体的に得られた結果
参加後は、確実に考えて対応するようになりました。また、自分の立ち位置を考えるようになりました。
学んだこと
管理職には、マネジメントだけでは足りません。さまざまな場面での対応力、バランス感覚、推測力、つなぐ力が必要です。
特に意識するようになったのは、視野を広げ、視座を高め、なるべく俯瞰することです。
参加した理由
管理職になることを見据えて、現場では学べないマネジメントや組織開発について体系的に学びたいと思い参加しました。
学校経営についてしっかり学べる機会はなかなかありません。みらい塾は、とても貴重な場でした。
具体的に得られた結果
参加してから、職場でのいざこざを客観的に捉えることができるようになりました。
学んだこと
これからの学校リーダーには、複雑化・高度化する社会に対応する学校組織を運営する力が求められます。
みらい塾は、理想的な学校経営で知られる住田昌治校長と、能力開発のプロフェッショナルである佐々木浩一氏がタッグを組んで考案された、希有な研修プログラムです。

今、教員・子どもがウェルビーイングを感じられる学校づくりのノウハウが求められています。
持続可能で、各人が幸せを感じる学校をつくるには、学校長・管理職のリーダーシップ、マネジメント、ファシリテーションが必須です。
みらい塾は、長く実践を続けてきた住田昌治先生らから多くを学べる機会です。

チーム学校時代の新しい学校像を実現するためには、校長が多様な専門性を持つ職員を有機的に結びつけ、共通の目標に向かって動かす力が必要です。
また、学校内に協働の文化をつくり出す組織マネジメント能力が求められます。
みらい塾は、自学自修、演習、実践、対話、リフレクションの往還を通じて、学校リーダーに必須の組織マネジメント能力を身につけられるよう工夫された、時宜にかなった研修プログラムです。


学校法人湘南学園 学園長
横浜市の小学校校長を歴任し、ユネスコスクール、ESD、学校組織マネジメント、サーバントリーダーシップ、働き方改革などの分野で実践を重ねてきた学校リーダーです。
管理ではなく、任せるマネジメント。
対話的で能動的な学び。
子どもも教職員も元気になる学校づくり。
みらい塾では、校長自身の状態が学校全体に与える影響、子ども・教職員・保護者・地域が幸せになる学校文化づくりを伝えます。
NPO法人 共育の杜 発起人・理事
RCFメソッド®創始者
競泳・ボクシングの競技経験を持ち、順天堂大学大学院時代には、スポーツチームにおける信頼やチーム力発揮のメカニズムを研究。
人が本来持っている創造性を発揮できる状態に導くRCFを通じて、学校リーダー自身の自己革新、信頼関係の構築、組織全体へのリーダーシップの波及を支援します。
みらい塾では、学校改革を制度やスローガンで終わらせず、リーダー自身の自己内対話、関係性、行動、信頼の構造から変化を起こす学びを担当します。
制度を導入するだけでは、学校は変わりません。
けれど、学校リーダーの見立てが変わり、職員室の対話が変わり、子どもを見る目が変われば、チーム担任制は学校文化を変える力になります。
チーム担任制を、働き方改革だけで終わらせない。
子どもが主体的に育ち、先生が一人で抱え込まず、学校全体で支える文化へ。
その転換を導く学校リーダーとして、みらい塾で学びませんか。
みらい塾は、日本の教育に改革を起こす学校リーダー集団を育てる塾です。