カテゴリーで絞り込む:
件数:177

南の島からの働き方改革通信(7月7日号)

第3回:「人権」という軸で学校を見直す――安心できる学びの場へ ①の働き方の問題は、労働基準法を無視し、国ぐるみで見て見ぬふりをしている実態があります。これは人権侵害です。 ②の冷たい視線や評価は、評価する側・される側の双方に差別意識が働いているということに気づかなければなりません。 ③や④の取り組みも、家庭学習や制服の強制が構造的暴力になっていることに、私たち ...続きを見る

南の島からの働き方改革通信(6月30日号)

第2回:バランスを崩す5つの背景――その根にあるもの 子どもも教師も、なぜ心のバランスを崩してしまうのか。私なりに、5つの理由に整理してみました。 ① 多忙さと働くルールへの無知・無理解 異常な業務量と時間外勤務に気づけたのは、組合の勉強会に参加したからです。部活顧問を続けていたら、気づく余裕すらなかったと思います。気づけなければ、きっと心身を壊していたことで ...続きを見る

南の島からの働き方改革通信(6月25日号)

【シリーズ:子どもも教師も、なぜバランスを崩すのか】 第1回:見えていなかった「違和感」――沈黙する心の傷つき 部活動を担当しない教員生活は、私の世界を一変させました。組合主催の勉強会や情報交換の場に参加することで、働く私たちを守るルールや、自由で率直な教育観を語り合える意義に気づくことができました。 県内外の先生方とつながることで、所属校の「常識」に縛 ...続きを見る

南の島からの働き方改革通信(No.2,5月6日号)

4月のうちにもう何度働き方改革について、あるいはそれに触れている公文を見たでしょうか。 ・ピールフルプラン(沖縄県教委発出働き方改革推進策)のリーフレット、校内で配って全職員で確認してくださいよー! ・学校評価アンケート(9月と12月に2回実施する教職員対象のもの)に働き方改革の項目入れてくださいよー、肯定的回答80%目指してくださいよー! ・評価システム適正 ...続きを見る

南の島からの働き方改革通信(No.1,4月12日号) R7業務改善宣言、しませんか?

いよいよ始まりましたね。 新年度の職員会議の始まりは、どの学校もおそらく服務規定の説明がされたかと思います。 服務規定とは、私たち教員の労働時間や休憩時間、信用失墜行為の禁止などを含む働く(働かせる)上での約束事のことです。 これが確認された直後、毎年私はこう意見しています。 「今、服務規定が確認されましたよね。これに則って、この後会議で話し合われる取 ...続きを見る

中西茂理事(元読売新聞編集委員)が連載を始めました。タイトルは「共育の杜を歩く」。全国の「杜」を訪ね歩きます。

「共育の杜」のウェブページで中西茂理事(元読売新聞編集委員)が連載を始めました。 タイトルは「共育の杜を歩く」。全国の「杜」を訪ね歩きます。 ○「共育の杜を歩く」(概要はこちら) ...続きを見る

 【緊急開催】 精神疾患で倒れる教員過去最高に! ~この危機の克服のカギはココにある~

文科省は、2022年度(令和4年度)教員の精神疾患による病気休職者数は6,539(全教員数の0.71%)で、2021年度(5,897人)から642人増加し、過去最多となったことを公表しました。 しかし、この数字は学校現場の危機的状態を示しているとは言えません。病気休職を取得することなく復帰した教員、つまり病気休暇をとった教員もいるからです。1ヶ月以上の病気休暇取得者、及び病気休職者 ...続きを見る

2023年9月18日(月・祝) 学校の働き方改革と教師の学び方

藤川理事長が都政新報の単独インタビューを受ける!

東京都の公立学校に勤務する教員の一か月以上の病気休暇・休職者は、 非常に高率な状態がずっと続いています。 この間、いくつかの区教委、市教委の幹部にメンタルヘルス対策の充実を要望してきましたが、すべて断られました。教育長自らが、「申し訳ない。残念ながら、提案を実施することは難しい。」と頭を下げられたこともあります。 よほど、高いハードルがあるのだろうと推察 ...続きを見る

動画公開! 荒瀬中教審会長に聞く 「教員の働き方改革」のこれから

2023年9月10日(日) 「共育の杜」活動 週刊日記(No.12) 現在、中央教育審議会(中教審)では「質の高い教師の確保特別部会」で、「教員の働き方改革」など教員を取り巻く「環境の整備」について議論を進んでいます。  8月27日、中教審会長である荒瀬克己・教職員支援機構理事長と、NPO法人「共育の杜」理事であり、『教育改革を問う キーパーソン7人と考える ...続きを見る

(株)Avenirが 神戸市教委が推進する “教職員のメンタルヘルス対策”の支援決定!!     ~NPO法人「共育の杜」との1年半にわたる取り組みの成果~

 共育の杜は、1年半にわたり(株)メンタルヘルステクノロジーズ社などとともに、精神疾患で病気休職・病気休暇を取得する教員が増え続けている現状にストップをかけるために活動を続けてきました。  その活動の成果として、文部科学省は、今年度「公立学校教員のメンタルヘルス対策に関する調査研究事業」を予算化しました。この事業は、効果的なメンタルヘルス対策の実施と検証を ...続きを見る